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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉のリズム   ミーナ

私達の関心は言葉を使っているときは内容の方にあり、仲介役の言葉が入っていても、そのものには注意を払わない。言葉というのはあるようでない、何か透明なものになってしまっている。私達の言葉についての認識は実用的な働きの方にかたより、詩的な働きの方は忘れがちだ。普通の人が日常的な経験を日常の言葉で表現しているのに対し、「詩人」は日常的な経験を超えるような経験をし、それを表すには日常の言葉では不十分なため日常の言葉の枠を超えることになるのだ。私は、言葉のリズムを大切にすべきだと思う。(要約)
 第一の理由は、言葉を大切にできるからだ。日本の川柳や俳句、童謡などはみんなリズムがよい。例えば、「まっ赤な秋」「しょじょじ」「きらきらぼし」早口言葉もそうだろう。この限られた字数の中に訴えたいこと、感じたことなどを凝縮する。そのためには言葉を大切に使わないと間違った意味に取られてしまう。リズムが悪いと言葉の歯切れが悪く、言いにくいわかりにくいものとなる。こう考えると、言葉にあったリズムというのは大切なんだと言うことがわかるだろう。
 第二の理由は、印象が強くなるからだ。リズムがよいと、覚えやすくわかりやすい。そのためCMや宣伝広告によく使われる。CMに一番お金をかけているのは、トヨタ自動車で70918百万円。(データ実例)CMでずらずらと長い文章を言われると、意味がわからなくなったり、結局何が言いたいのかがわからなくなってCMの意味がない。それなら「世界で一番愛されている」とかちょっとしたメロディをつけた歌にした方が、印象も強いしつい口ずさんでしまう。また、新聞などもそうだ。大きな題名をつけるとき、まず人に関心を寄せるために例えば野球なら勝ち負けを、事件などなら被害状況をまず先に書くと、印象が大きい。
 確かに、リズムにこだわりすぎてニュースなどの正確に伝えなければならないときにそんなことをしていてはいけない。しかし、リズムをつけなければ堅苦しい雰囲気になったり、相手にとってよけいにわかりにくくなったりするかもしれない。「人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのである。」という名言もあるように言葉はその存在に意味があると思う。だから私は、、言葉のリズムを大切にすべきだと思う。

   講評   hota


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