低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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二つの言葉 ラブリー
二つの言葉
ことばというのはあるようでないようなもの、存在しながら、存在していないような、何か透明になってしまっているような感じがするのではないか。日常のことばは、私たちがまず何かを経験して、それをことばで表すということをする。ところが、今はことばが新しい経験を生み出すということが起こっている。想像の力を持つものとして働くということになる。日常のことばの枠を超えるということが必要になってくる。
私は、実用的な言葉も詩的な言葉もどちらも大切にするべきだと思う。
第一に実用的な言葉がいいと思う理由は、実用的な言葉のほうがわかりやすいし、相手に伝わりやすいからだ。
もし相手に伝えたいことがとても大切なことで、詩的な言葉を使って話してもわかりにくい。もし世界が実用的な言葉を使わずに詩的な言葉しか使っていなかったら、相手に伝えたいこともなかなか伝わらなかったと思う。
第二に詩的な言葉がいいと思う理由は、詩的な言葉を使ったほうが面白いからだ。
私は六年生の時、歴史の年代を覚えるのに必死だった。なかなか覚えられなくて、ついに語呂合わせで覚えられる本を買った。たくさんのものがあったが、私はそれを今でも覚えている。ただただ教科書を見つめるだけのつまらない覚え方よりも、楽しく覚えられたほうが誰でもいいはずだ。
このように、実用的な言葉にも詩的な言葉にもいいことはたくさんあるのだ。
詩を読むと、表現が豊富で読んでいても楽しい。実用的な言葉はわかりやすく使いやすい。だから、どちらかだけとは言わず、両方の言葉を大切にするべきだ。
講評 miri
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