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　　　詩的な言葉　　　りんこ

私達の日常の生活では、言葉の決まりと言う物が習慣的に決まっている。そして、私達は一応きまりの範囲内で言葉を使うことで満足していて、それを超えると言うことは比較的まれだ。私達の言葉についての認識は、普通その実用的な働きの方に大変片寄っていて、詩的な働きの方は忘れがちだ。普通の人が日常的な言葉で表現して満足しているのに対して、詩人は日常的な経験を超える経験を持つ。そこで、日常の言葉の枠を超えることが必要となって来るのだ。私も、詩的な言葉を使うのは良いと思う。
第一の理由は、いつも実用的な言葉で喋っていたら面白くないからだ。授業でも実用的な言葉で事実だけを伝える授業は面白くない。私の学校では先生がみんな面白い。…というかユーモアがある。例えばＡ先生は、授業中急に鼻歌を歌い出したりする。Ｂ先生は授業にに関係ないことを急に喋り出したりする。そう言う風に先生が詩的な言葉で喋ってくれることによって授業がより楽しくなるのだと思う。また、授業中だけでなく、日々の生活でも、実用的なことばかり述べていても面白くない。反対に詩的な言葉ばかり喋っている人の方が人気がある。それは、やはり友達と言う物は面白くなければいけないからだ。楽しませてくれる先生、生徒の方が分かりやすくて人気なのだ。
第二の理由は、詩的な言葉を使うことで、心に残りやすいからだ。心に響き一生残ってしまうのだ。私の友達は休み時間いつも歌を歌っている。それは色々な歌なのだがすべてコマーシャルだ。トイザラスの♪子供でいたい…♪と言うのや明治安田生命の曲などだ。その友達が歌い出すと、皆一緒に歌い出す。皆コマーシャルを見て心にその音楽が印象に残ってしまうのだ。コマーシャルはこの様に見ている人に覚えやすく印象に残る歌を選んで作っているのだ。また、「神話をまったく放棄すると、自分の心の中のことや自分と世界との関わりが無視されたことになる。」(長文実例)やはり、この長文のように詩的な言葉を使い関わりという物を大事にして行きたいと思う。
確かに、場所によって詩的な言葉を使ってはいけない所もある。例えば、お医者さんに行った時などだ。お医者さんは１ミリの誤差も許せないほどの真剣な作業をやっている。そんな時にはやはり実用的な言葉で喋らなければならない。詩的な言葉は別に必要無いからだ。しかし、人は食べるために生きるのではなく、生きる為に食べるのである。という言葉があるように、やはり、詩的な言葉を使うことは良いと思う。

　　　講評　　　huzi

　私たちは日常生活で言葉遊びを楽しんでいます。冗談を言ったり歌を歌ったり。人間の生活に「詩的な言葉」の存在は欠かせないことがわかったのは、収穫ですね。
　 項目はすっかりマスターできています。言うことナシ。項目が大丈夫なら、あとは中身をどんどん書いていけばいいから、楽でしょう（笑）
　実際、たっぷりのびのびと体験実例を書いていて、感想文ながら固くなりすぎず、楽しさも表現できています。
　 先生がたはユーモアたっぷりなのですね。授業中に歌！　勇気がいるけれど、きっとリラックスして勉強する効果を知っていて、歌いだすのだと思います。生徒たちは、休み時間に歌うのね。コマーシャルと「神話と自分の世界との関わり」の【長文】を結びつけた流れはうまい。今回は私からヒントを出しましたが、今度は莉絵子ちゃんも「この長文はどうか」と探してみてね。
　むすびもちゃんと【是非の主題】に着陸できました。生きるための食料と同じぐらい大切なのが、詩的な言葉で心を潤すことなのですね。