国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   発見という事は   あろら

 私たちが日常、言葉を使っている時には、普通表せる内容がまっずあって、それを盛って運ぶ手段として言葉があると言うふうに考えいます。ところが、「かっぱ」のような詩を読みますと、俄然ことばが、私たちの前にふさがって、それに私たちが頭をぶつけているーーそんな印象を持つのではないかと思います。たとえば、「かっぱ」というのはいたずら好きな生き物だから、「かっぱらう」という行為も、何かもともと「かっぱ」のするような事をいうのではなかったか。ところで、これは一つのあたらしい経験です。このような経験は、日常「カッパ」とか「らっぱ」とかばらばらに使われていたときには、出てこなかった事です。前に言いました二つの言葉の違い方ーー経験が選考してそれを言葉で表すこととーーこれは「伝達」と「創造」とい、うことでとらえることもできますしあるいわことばの「実用的」な働きと、「言葉の美的」な働きといわれることも有ります。この事から私は発見をたくさんした方がいいと思う。
 この理由は第一に真面目にやるよりも少しは気を抜く時間をとった方がいいと思う。例えば授業の時は全部集中してるよりすこし気を抜く時間が合った方がいいからだ。
 この理由は第二に何よりも面白いからだ。発見という事は非常に面白くクラスの約80%が面白いというデータがある。これは宝捜しということで、何が起こるか分からないのでいいのだ。一方、言葉や行動は決まった事しか出来ないので限られている。そんな事で縛り付けられるよりも、発見や創造をした方が自由があるからだ。
 確かに言葉の中での面白さはあるが、道は近くても、行かなければ到達しないというように、やはり発見が大切であるという事。

   講評   unagi

 <第1段落>要約に続いて意見。要約がきちんとできています。意見は「発見をたくさんした方がいい」。あえていうなら、「この事から」は第2段落か3段落の最後のほうで使うといいですよ。この段階ではまだ理由を書いていませんから。
 <第2段落>理由①「気を抜く時間をとった方がいい」:身近な例として、授業中のことを挙げています。適切な例です。学校の先生が言った言葉で印象に残っている言葉などを書き加えると、さらによくなりますよ。
             
 <第3段落>理由②「面白いから」:決まりきった枠からあえて外れてみる、という発想ですね。「宝捜し」はいい表現だと思います。「一方、」のあとに、「習慣的な」または「実用的な」を補うと、より意味が分かりやすくなります。
 <第4段落>反対意見への理解、名言の引用そして意見、という流れにそって、よく整理されています。
 がんばって書きましたね。この調子でいきましょう。

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