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　　　今を大切に生きる　　　えこに

「ああすれば、こうなる」型の社会では、さらに違った側面が現れる。その一つは、時間の変質である。それなら未来とは何か。本来の未来とは、なにが起こるかわからない「ああすれば、こうなる」で拘束されていない時間である。これを見事な物語に描いたものが、ミヒャエル・エンデの『モモ』であることは、もはやお気づきであろう。だが、政治家が国家百年を思わなくなった。私は、未来の準備のためだけに生きていくのではなく、今の時間を大切に生きていったほうがよいと思う。
　その理由は第一に、先の事を考えすぎても失敗してしまうからだ。ある時、友達遊びに行く時の計画を書いていた。とても、楽しみにしていた。その遊ぶ日がつぶれるといつ行けるか分からないぐらい大切だった。ところが、いざその日になると風邪をひいてしまった。せっかく詳しく予定を立てていたのにすべて終わりだった。そして、結局かわりの日にいった。その計画表をもっていったが、あまり見ずに時間も何も計画通りにいかなかったのだ。買うものが無いから、その場所は長くは時間をとらなくていいだろうと思っていた。ところが、予想していた以上に時間をオーバーしてしまい計画立てたのが何の意味もなくなってしまったのだ。それからは、計画で時間を余裕に作ったりしているがあまり大変な計画を立てると難しいと思い先のことはあまり深く考えずにしようと思った。
　その理由は第二に、未来のために今を犠牲にするのが大変だからだ。データ実例では、未来のために今やりたい事を我慢していたのではストレスがたまってしまうのだ。少し古いが１０代の女性のストレス解消法がカラオケや食べることや長電話などである。１０代の男性のストレス解消方はカラオケやテレビゲームをすることやビデオ鑑賞などである。女性男性共にカラオケが、一番のストレス解消法になってしまっている。いわゆる大声を出すのと同じだ。やりたい事を我慢しすぎてストレスを抱えすぎても困るのだ。だから、やりたいことは今のうちにやってしまってもいいと思う。だが、本当に今やっていいのかを考えてからやったほうがいいと思う。
　確かに、計画を立てることも必要だが、「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という名言があるようにそのときそのときを一生懸命に生きていくことが自分らしい人生をつくっていくのだと思う。

　　　講評　　　itigo

　雅子ちゃん、こんにちは。久々のような気がするけど、勘は鈍ってなかったようだね！　すごくよく書けたよ。今までで一番の出来かも(^o^)v

　＜第一段落＞ちゃんと要約ができたじゃない！　三文か四文、段落の頭の部分に大事なことが書かれてることが多いからそれを抜き出してうまくつながるように工夫すればいいんだからね。主題の意見化もきちんとできてるよ。

　＜第二段落＞理由その一が、雅子ちゃんの体験を自分の言葉できちんと説明できました！　楽しみにいろいろ準備していた計画が予定通りにいかなかったことって普段の生活の中にも小さいことを含めればたくさんあるよね。予定外のことが起こるからおもしろい、くらいに思えればいいよね。

　＜第三段落＞書き出しを「第二の理由に」っていうふうにしたらどうかな？　二段落目の書き出しとだぶっちゃうからね。また「データ実例では、」の文の結びを「〜ということを示している（表している）。」というふうにするとすっきりするよ。データをうまく引用できたね。「本当に今やっていいのかを考えてからやったほうがいいと思う。」という雅子ちゃんのオリジナルの意見は立派です。その時に何が大切なのかを見極められる大人になりたいね。

　＜第四段落＞名言を使ってうまくもう一度じょうずに意見をまとめられました。

　今回は、非常にいい出来だと思います。今回のが、清書候補かな？　清書の時は、要約をカットするといいと思うけど、一段落目を全部カットするのではなくて、主題の意見は残しておきましょう。次回は12月になってしまうけど、元気でね！　進級試験頑張りましょう(^_^)/~