国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日4215 今日1610 合計61385
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   アリばかりでなく、たまにはキリギリス   ミーナ

 「ああすれば、こうなる」型の社会では、違った側面が現れ、一つに時間の変質がある。頭の中で時間は過去、現在、未来に三分割されるが、時間直線を書けば現在とはその一点に過ぎない。未来とは「ああすれば、こうなる」で拘束されていない時間である。自分は年老い、体力を失い、感覚が鈍り、病にかかり、いつかは死ぬ。意識という手帳はそこに書かれていない予定を無視する。政治家が国家百年を思わなくなり、医師は患者の検査に没頭するようになったのは、全てが現実化したからだ。私はもう少し余裕を持って現実を生きていくべきだと思う。
 第一の理由は、人生に予定以外のことはつきものだからだ。例えば、車に乗っていて、「この道を行くと混むから、この抜け道をとおって・・・」と思って計画通りに進んだら、抜け道の方が混んでいて普通に行った方が早かった、などという経験はないだろうか。それのせいでギリギリでに目的地へ着いた、あるいは間に合わなかった、と言う苦い経験をした人もいると思う。だから、たまには予定を立てずに普段通りで行くのもいいと思う。
 第二の理由は、人生が豊かになるからだ。毎日せかせかと忙しくしているため、10代の女性のストレスがたまり、ストレス解消のためカラオケや長電話、食べることでストレスを発散させているという。(データ実例)また、塾に行く子供が増えている。私もその一人だ。友達で塾に行っていない子は少ない。しかし、行っていない子は時間に余裕があるから、学校の宿題などは滅多に忘れない。
 確かに、ある程度の人生設計は必要だ。しかし、人生設計だけのために人生を使うのは良くない。「子どもは大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言もあるように、今このときを大切にすべきだと思う。なぜなら今というのはその瞬間しかないからだ。だから私はもう少し余裕を持って現実を生きていくべきだと思う。

   講評   hota


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)