国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   お米について考えた事   ミディ

 第4に、お米はせまい土地でも、たくさん作ることができました。そのうえ、毎年毎年同じように、作ることができました。そのひみつは、川が山から運んできた森林のゆたかな土の養分がふくまれている水田の「水」がたえず土をおぎなってくれたからでした。第5に、お米は、おいしかったのです。お米そのものがおいしいから、おかずをあまり気にせずにすみました。(三分の抜書き)
 日本にくらべて3年に1度しかお米を作れないヨーロッパの国から日本にやって来た専門家たちが、
「信じられない。」
と言うほど日本は毎年おいしいお米がたくさんできるのはすごいことだと思いました。どんなおかずでもそんなに気にせずおいしく食べられるお米がたくさん作れるのはうれしいです。昔はお米が日本ではお米の種類の1つ「ジャポニカ」が不足していたようです。でも今は他の国よりも多くお米を作っています。このことで私は、昔よりも日本は多くのお米を作れるように努力しているということが分かりました。
 私は、田植えを5、6才の時にした事があります。最初のうち、どろの中に本当はいないけどドジョウやカエル、ヘビ、ぬるぬるした魚がまるで足にすすりついてくると今でもゾッとするようなことを思っていたし、どろはとても気持ち悪いので泣いてまでしてどろの中に入って田植えをするのをいやがっていました。それでも無理やりどろに足をつっこまされて田植えをしているとドスン!!としりもちをついてしまい、
「ワァ〜ン気持ち悪い〜!!田んぼなんか大っきらいだぁ!!」
と言って大泣きしてお母さんにしがみついてわぁわぁ泣きじゃくりました。それから私にとって田んぼは、強敵になってしまいました。田んぼに行くと聞いたらぜったいに行かないといってことわります。つれて行かれてもいっさい田んぼに入ろうとせず辺りを見ていたりしていました。ところが、その後何があったのかはまったく覚えてないけど少したって田んぼにおとなしく入り楽しそうに田んぼでいろんなことをするようになりました。たぶん田んぼにはやっぱりドジョウやカエル、ヘビ、ぬるぬるした魚がいない事と、それにどろなんか水で落としてしまえばすぐに落ちる、と分かったからぜんぜん平気になったんだと思います。大事なお米を育てる場所なのに大っきらいになるとは今では恥ずかしく思います。今は、昔とちがって田んぼはとってもおもしろいです。でも最近田んぼへぜんぜん行ってないのでまたいつか田んぼに行きたいなぁと考えています。
 いつもはなにげなしに食べているお米、実は毎年毎年できる、おいしい、どんなおかずでも気にせずに食べれる、というすごい所がありました。日本は他の国から輸入している事が多いのでもしかしたら輸入ができなくなってしまい食べるものがへってしまう、とそのような事を書いている本がありました。それを見て、
「もし輸入が禁止されたら食べるものがへってしまって大変だ!!」
と思いました。でも、日本には他の国に負けないような食べ物「お米」があるのでだいじょうぶかな?と少し安心しました。これからも毎年毎年できて、おいしく、どんなおかずでも気にせず食べれるお米をしっかり残さず食べたいと思います。

   講評   onopi

 (三文抜き書き)上手にできましたね。とちゅうの文をうまくまとめて書けました。とてもよくできています。この話を読んで一番心に残ったことを上手にまとめて書くことができました。いいですよ。また以前自分が田植えをした経験もしっかりと書けました。(どろはとても気持ちがわるいので泣いてまで〜)のところは、(どろはとても気持ちがわるいので中に入って田植えをするのをいやがっていました。泣いてまでていこうしたのに無理やり〜)というようにしてもいいと思います。あと(その後何があったのかまったく覚えていないけれど)の後に(なにかのきっかけがあったのでしょう。)と入れて文を切るとすっきりとした感じになる気がします。またさいごの段落で、本で知ったことを交えながら自分の感想や考えをしっかりと書くことができています。とてもよくできています。
      

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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