低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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創造の力を持つ言葉 一休さん
創造の力を持つ言葉
一休さん
僕は詩的な言葉を日常的な言葉として使っていくことは良い事だと思う。その理由は、詩的な言葉を用いると相手により詳しく簡単に物事を伝える事ができるからだ。交通安全期間などの時に使われる標語は詩的な言葉を用いている。こうして、民衆に理解しやすい呼びかけをし、危険を無くすように努力をしているのだ。このような経験は僕にもある。小学校の火災訓練の時に度々先生に注意されることがあった。それは、「お・は・し」である。(「押さない」「走らない」「しゃべらない」の三大注意点を訳したものを「おはし」という。)当時、幼かった僕は、何度も「おはし」を口にしていた。今思えば、中学生になって一回も火災訓練を行っていないというのに、まだ注意を覚えているのだから、詩的な言葉には、よほどの効果があるのだろう、と僕は実感した。このように、詩的な言葉を使ったものは容易に相手に伝わるのだ。
確かに、実用的な言葉で正確に相手に物事を伝えることも大切だが、詩的な言葉のような新しい事実を見出す創造の力を持っていて、存在自体に意味がある言葉も日常には必要である。だから、僕は詩的な言葉を日常の言葉として使っていくことは良い事だと思う。
講評 miri
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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