創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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畑は子供子供は畑 ナッチ
「グェ。」
ある日私のクラスのガキ大将的な男子が、大きなトノサマガエルを持ってきた。そのカエルをクラスで飼おうということになり。早速水槽に土と水と葉っぱを土に埋め込み、カエルを入れた。
「カエル…鳴かないかな…。」
とクラス全員で見ていた。そうしたらその声が聞こえたように
「ゲゥ。ゲェ。」
と鳴きだした。その鳴き声で私ははじめて「元気がない」の意味を深く知った。いや、本当に元気がなかったのである。
「どうしたのかな…。」
「コイツ眠そうだよ!?」
「ちゃう!お腹空いてんだよっ!」
「じゃあエサとって来る?」
と、さり気なく話し合いが始まっていた。(笑)
「カエルって何食べるのぉ?」
「バ…ッタ?」
私がさりげなく言ってみた。
「あっ、バッタか〜!」
「何故に知っとんの!?」
「虫食いそう…じゃん?」
と私が言ったことで早速バッタを採りに行った。(微笑)草むらには腐るほどバッタがいて、捕まえまくった。そしてカエルの水槽の中に入れまくった。中には水死するバッタもいてかなり気味悪かった。一瞬
「カエル…可哀想…。」
と思ったが、その大将によれば、カエルは動いているものしか見えないというのでその心は消え去った。カエルは三週間ほどして脱走し(その大将が外で遊んでいるうちに)いなくなったが、私にはかなりいい体験をしたと思えた。(題材)
確かに耕すだけでは頭は柔らかくなりすぎていけない。たまには、「応用」というか、その耕した畑に「種」を植えて「実」を実らすことも大切。(構成)「飽きるというのもひとつの能力である」という名言がある。この名言のように小さいころ色々な経験をして色々な能力をつけ、つけた「実」を活躍させられることが出来るようになる。そうすると、立派な「木」になるはずだ。
講評 nara
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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