国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
第四に、お米は(感) こと座
たくさんの長所をもっているお米は、せまい土地でも毎年毎年おなじように、つくることができました。また、お米そのものがおいしいから、おかずをあまり気にせずにすみました。そのジャポニカ米のふるさとは、中国の長江(揚子江)の流域だとみられています。
私がこの話を読んで、一番不思議に思ったことは、なんで日本は、これほどゆたかな食物を生産できるのに、外国からもたくさん食物を輸入しているのかということです。
お父さんから聞いた話によると、日本の食料自給率(カロリーベース)は、40%ぐらいなのだそうです。
それを聞いて、私はたいへんおどろきました。まるで、国がいつもおなかをすかせているようだと思いました。
日本の自給率は、先進国の中でも最低なのだそうです。オーストラリア、カナダ、アメリカ、フランスは100%をこえていて、私がくらしているドイツは100%なのだそうです。私はなるほどなあと感心しました。
またお父さんから、その原因の一つに、日本人がお米を食べなくなったからだという話を聞きました。お父さんが六年生の頃、
「小麦は栄養があります。パンをいっぱい食べましょう。」
とアメリカから小麦をたくさん輸入するためのキャンペーンがあったのだそうです。それでおばあちゃんは、
「パンは栄養あるねん。」
と言って、毎日手作りパンを焼くようになって、しまいには、パン教室の先生になってしまいました。
もし今、日本で戦争がおこったら、たちまち、みんなが食べるものにこまります。日本のすばらしい自動車やカメラ、コンピュータではおなかがいっぱいになりません。
私は、日本がもっと水田や畑をするところをふやして、自力で食べ物が生産できるようになってほしいです。
講評 ao
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