国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の朝寝坊   スピカ☆

 「ほらっ、もういいかげん起きてきなさ  い!」
 今日もお母さんの声が飛んでくる。私は、まだ眠っている体をたたきおこし、のろのろと布団からはい出てきた。私は、起こされないと、起きれない人だ。だから、六年生になった今でも、お母さんに起こされているのだ。このままだと、中学生になっても、高校生になっても、起こされることになるかもしれない。これからのことを考えると、なんだかぞっとしてくる。あっ。ほんとにぞっとしてきた・・・・・・。そんなのいやだぁー。
私はよく寝過ごしてしまうことがある。この間もそうだった。土曜日の朝早くからやっている番組「ナルト」を見ようとしたのだが、起きることができなくって、見損ねてしまったのだ。それから、
「明日の朝、早く起きて、あっそぼーっと」
と思って早めに寝たのだが、結局は、いつも通りの時間になってしまうのだ。それで、私はいつも、
「くやし〜!」
と思っている。本当は、起きない私が悪いのだけれども、どうしてもくやしくなってしまう。目覚まし時計は、なっていても手が勝手にのびてけしちゃうし、だからといって、起きられるわけでもないのだ。でも、やっぱり自分で起きたほうが、気持ちよく起きられたり、起きたときにいらいらしなくてすむようだ。
 これは、十月十一日の話である。                 「あっ、大変だぁ!はやくおきろ〜!」  と私は起こされた。時計を見ると六時ちょっとすぎだった。その日は卓球の大会で、六時三十分に、総合体育館を出発する予定だった。それが六時ちょっとすぎとは!!私たちは、大急ぎで準備をした。そして、急いで出発した。なんとか間に合ったが、お母さんたちは、後から車で来ることになってしまったのだ。起されるということは、起こす人が起きていなくてはならない。運悪くその日は、みんなグッスリ寝ていたから、全員で寝坊してしまったのだ。「早起きは三文の得」ということわざがあるが、まったくその通りである。早く起きていれば、家で朝ごはんを食べることができたし、お母さんたちも、一緒にバスに乗っていけたのだ。早起きしたほうが、得することが多いのだ。(三文くらいね☆)また、早起きすれば、使える時間も、増えるのだ。
人間にとって、朝というものは、一日のスタートとなる大切な時間だ。その大切な時間を、寝坊をして無駄にしてしまったり、おこされてイライラしながら過ごしたら、すごくもったいない。わたしはこれから、朝という大切な時間を、無駄にしないように、していこうと思う。あしたはいわれないようにしよう。
「早く起きてきなさぁい!」
と。

   講評   takeko

スピカ☆さん、ほんとうに作文が上手になったね!課題もできて、内容もとてもよくまとまっています。
ことわざも、不自然でなく使いこなせています。
一番いいのは、「一般化の主題」。これは本当にスピカ☆さんが自分で考えたいいまとめになっていますよ。「書き出しのむすび」もうまく入りました。
先生も昔は朝起きれなかったですが、大人になって人間せっぱつまれば、なんとか起きられるようになるものです・・・

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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