低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
観察係のリーダーです(題名の工夫) ひとぴー
「へー」「なんかやってる!」
この私こう見えても「観察係」のリーダーなのです。
観察しているのは 『ビオトープ』です。『ビオトープ』とはドイツ語で、辞書で調べると、本当の池の生物群集が存在できる環境条件を備える地域と書いてありました。ちょっとむずかしいです。簡単に言うと、人工的に作った池の中に、本物の池にいるような生物や植物をその中で育てるのです。
ビオトープの中にいるのは、どじょう、えび、めだかなどです。私の一番のお気に入りはどじょうです。(中心)どじょうがまるでへびのように見えて、くねくね動くところがかわいいのです。(たとえ)
二年生の頃、二組のクラスには『ちょび』という名前のかめと、『ホワイト』という名前の金魚ともう一匹(名前を忘れましたが)を飼っていました。(前の話)そうじの時に『ちょび』の水そうとこうらを歯ブラシでみがいてやりました。その時『ちょび』がもそもそ動くところがかわいく思いました。『ホワイト』は2学期にわたしがつけた名前です。『ホワイト』の絵をかいた時に、友だちに
「その絵うまいね。」とほめられました。(いろいろないった)
わたしは観察係を2年間やって、リーダーになるのは初めてでした。リーダーはさかなの名前を考えたり、いろいろアンケートを出したりして仕事が多く、大変です。でもそんな中でも生物を育てるということが楽しいので4年生になってもまた何かを飼いたいです。(自分だけが思ったこと)
講評 isimi
とてもよく書けましたね。「ビオトープ」という言葉を辞書で調べたのもすごいなあ。ドイツ語とは、先生も知りませんでした。教えてもらっちゃったね。項目も全部できていました。やるときにはびしっと決めてくれますね。さすが、ひとぴーです。よくがんばりました。生き物を飼うことは、大変ですよ。でも、ひとぴーちゃんの作文にあるように「飼う」ではなく「育てる」であれば、意気込みも違ってくるのかもしれません。これは、今回の作文でひとぴーちゃんの生き物に対する考えがよく表れていたところです。このことも教えてもらいました。先生の家にはいまはカブトの幼虫がいます。ひとぴーちゃんの心意気をまねて、大事に育てて成虫にしたいと思います。
毎回よく書けるから、なるべく課題にそった内容で書くことを決めておくようにしていきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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