国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   そろばんは、   さぼてん

 「パチパチ、ザーパチパチパチ・・・」
あまり広いとはいえないそろばん教室の中に、この音と、しゃべり声だけが響き渡っていました。毎週月曜、水曜、金曜にそろばん教室があります。私は水曜日だけはどうしてもいけないので、週二回通いです。私の友達も何人か通っています。違う学区にあるのでちょっと遠いけど、この辺りでは、そこしか教室がありませんし、そこの教室はけっこう楽しいのです。
 先生は男なのに肩ぐらいまでパーマの髪を伸ばしたとっっっても個性的な人です。なんだか趣味の悪いプロレスラーの人でいそうな感じです。でもプロレスラーってかんじの先生ではありません。
先生が生徒と一緒にしゃべっている時の方が多いけど、試験の少し前などのときはしゃべっているとおこる、ちゃんとしたと言えばちゃんとしている先生です。この前も、教室に入ったハチを定規に輪ゴムを引っ掛けて、
パンッ!と飛ばす方法だけでハチを殺してくれました。(しかも輪ゴムをいちいち回収して、1コだけでやっていました。)先生がハチと格闘してる間は、授業になっていなかったけれど、ハチに輪ゴムが命中すると、
「ワーッ!!」とか「すごーい!!」などの歓声がでました。そして先生も自慢げでした。
 生徒はとってもたくさんいます。広くない教室が満席で
「次の時に来てね、今混んでいるから」
と言われていた人もいました。特に月曜日はとてもこむので早めに行きます。やっぱり、もう少し部屋を広くしてほしいです。
 そろばんをしているときは、肩もこるし、首も痛くなってくるから、ちょっと嫌ですなんだか、玉をはじく単調なことなのでめんどうくさくなる事もよくあります。けた数が多いとき、特にかけ算は、そろばんの答えを写すとき服の袖で引っ掛けてしまうことがあるので大変です。だから、袖をまくってすることにしました。そして、点数の悪いときはそろばんじたいが嫌です。あまり、そろばん自体を好きではないけれど、そのときはもっとです。いらいらした気分で帰るときもあります。でも、一緒に帰る友達がいるから、いらいらした気分は、薄れます。でも、その友達がいなかったら、家に帰るまでの約五〜十分間ずっといらいらした気持ちだと思います。
 その友達はこういっていました。
「確かに、点数が悪いといらいらしたりするけれど、点数が良い時はやっぱり嬉しいから、そろばんは好き。」
他の友達も、
「点数がよくなくても、次を頑張ろう。と思うから、そんなに嫌いじゃない。」
等と言っていました。
 私も嫌なときの方が多いけれど、辞めたいとも思うけれど、辞めきれないから、どこか好きなところがあるのだと思います。でも、もうすこし広くて静かの方がいいと思います。
 

   講評   mugiko

 サボテンちゃん、こんにちは! 初めてのパソコン書きはどうでしたか?初めてだったけれど、たくさん書いてくれましたね。とても参考になりました。ありがとう(^0^)確かにそろばんは首や肩が痛くなるし、単調でつまらないものだと思います。サボテンちゃんの言うとおりで、これを「どのように楽しんでもらえるか?」ということが指導者の課題です。単純なものほど、指導は難しいかもしれません。そろばん自体はつまらないかもしれないけれど、算数の計算がらくにできたりするとちょっと「よかったな」と思ってくださいね・・(涙)これからも嫌いにならずに、あまりイライラせずにがんばってください!



<構成>そろばんの『音』を上手に表現してくれました。「ザー」という音はうまく書いたな・・と感心しました。ちなみに私は子供のころからこの音が大好きで、この音を聞くと落ち着きます(^^;)
<題材>友達のお話を書いてくれました。前向きな意見が何よりでした。
<表現>先生をプロレスラーにたとえてくれました。面白かったです。
<主題>「思ったこと」をたくさん入れることができました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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