創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉を大切にすることは   プー

 日本のふつうの書きことばでは、漢字の地位が絶対的に高い。ところが、カタカナが時に、この地位を逆転して、漢字のはるかに及ばない威信を帯びることがある。しかしそうなるのは、もとが漢字ではない文字のあらわす音をカタカナが示そうとするばあいに限るのであって、もとにあるのが漢字であるとなれば、事態は一変してしまう。もしその漢字の音をカタカナで写し、それで押し通そうとするならば、思いもかけないほどの強い抵抗に出会うであろう。音はなぞりでしかないのに、漢字はオリジナルで不変だという安心感から来ている。しかしそのオリジナル性は、音のオリジナル性を全く犠牲にした上に成りたった、無努力、横着のオリジナル性である福岡に居る韓国人牧師さんが自分の呼び名のことで、もう十年来こういう訴えを続けているのに、日本の裁判所はわかろうとしない。つまり、ことばには愛があるということを理解しないのである。私は言葉を大切に出来るように生きていきたい。                             
 そのための方法としては第一に言葉に気持ちを込めて話をするべきだ。私の学校では挨拶運動と言うものがある。この運動はその週を担当するクラスが学校の前で生徒達が他の登校してくる生徒や先生・地域の人たちなど挨拶を活発にするために行われている。時にはPTAの保護者の方までが参加することがある。私ももちろん担当の週になると挨拶運動をしなくてはならない。私は朝早くからきて挨拶もあまりする気分ではないが一応参加する。私が挨拶をしても無視したりする人がいる。そんな人たちを見たときとても不快になる。しかし挨拶を気持ちよく挨拶をしてくれる人がいるとこちらも気持ちよくなる。無視したりする人だったら人が朝早く起きてきて挨拶運動に参加しているのに何でしてくれないのかこんなことをする意味はあるのかと思う。しかし挨拶を気も基地よく挨拶をしてくれる人だったら挨拶運動に参加した価値があったなと思う。だからそのための方法としては第一に言葉に気持ちを込めて話をするべきだ。                 
 そのための方法としては第二に異なる文化の言葉も尊重していくべきだ。ヒットラーと言う一人の人物がいる。その人の伝記を見るとこう書いてあった。1889年4月20日、オーストリアBraunau Am Inn(ドイツババリア地方との国境付近) という小村に生まれた。そして佳あれは反ユダヤ主義者となりドイツを動かしていった。ユダヤ人の文化を尊重せずに大量に虐殺をしてしまった。彼はユダヤ人を大量に虐殺してしまったばかりに世間に批判されるようになった。だからそのための方法としては第二に異なる文化の言葉も尊重していくべきだ。                         
 確かに言葉に一つ一つ気持ちを込めていったらニュースなどで困ってしまう場合がある。しかし『家とは、外から見るためのものではなく、中ですむためのものである。』と言う名言があるように私は言葉を大切に出来るように生きていきたい。

   講評   hota

 まず、満点で、進級テスト合格です。おめでとう。いつもとてもよく書けているプーくんですから、当然と言えば言えるのかもしれませんが、言葉の森のテキストのように骨のある長文を読み、毎回あるレベルの作文を書いていくのは、それほど簡単なことではありません。よく頑張っています。森りんも、また87点をマークしましたね。12月のベストにも入るでしょう。
 要約は、今回、難しかったですね。プーくんの書いた最初の3文くらいを残し、いろいろな例の部分をカットして、あとは「文化の交流が一方的に統制されたものから相互的で直接的なものへと移ると、ことばは紙から抜け出て音になる。」「言葉には愛があるのである。」あたりでよいのではないでしょうか。
 複数の方法と「体験実例」、「伝記実例」はいいものが入っています。が、あと一歩、それぞれの実例が、どういうふうにその方法に結びつくのか、そこまでしっかりと書いてほしかったですね。(よくできているプーくんだから、ちょっと一言要求を入れてみました。)
 あとはいつも通り、よかったです。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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