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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人は生まれながらに(感)   マロン

人は生まれながらに(感)
 人は生まれながらに持っている性格があるね。けれども、その性格は、その人自身の経験で、変えることができる。
例えば、その人の性格が、スポーツが好きで勉強が嫌いな人は、スポーツ面をのばしていけばいい。青春のうちに「これだけはやりとげた。」ということを、自分の自身に大きく変えよう。自分が好きな事を標的にして、その標的に向かって、一流のツッパリ方をしてみようじゃないか。そして、その標的に弾を当てられたら、自分の好きな人生(生活)を歩むことができる。
僕の将来の目標(標的)は、全部でその1〜その4ほどまである。それでは、これから紹介しよう。
「僕の将来の目標(標的)その1=これからもずっと自分の好きなことをやり続けること。」
「僕の将来の目標(標的)その2=自分の人生を最後まで楽しむ。」
「僕の将来の目標(標的)その3=すごく仲のいい友達と、できるだけ長く付き合うこと(連絡を取り合う事)。」そして、これが僕の将来の目標(標的)その4である。
「僕の将来の目標(標的)その4=しっかりと仕事をして、ほのぼのと暮らすこと」
ぼくは、この4つを、できるだけたくさんの標的を、効率的に撃ち抜きたいと思う。けれども、そのなかにも撃ち抜けずに、残ってしまう標的があると思う、だからその打ち抜けなかった標的を撃ち抜けた標的で補えるようにしたいと思う。
 次に、僕が一番いい生き方をしていると思う人は、自分の母である。母は、いつも家で家事をしている。しかし、僕が学校から帰ってくるといつも僕と話をしてくれる。そして、夜には美味しい夕ご飯を作ってくれる。そして、毎週何回か、テニスを楽しんでいる。
ぼくは、この様なしっかりと仕事(母にとっては家事)をやりつつ、子供たちと話をたくさんして、自分の好きな事をやり続ける、生き方がすごくいいと思っている。だから、母の様な生き方を見習って、将来の生活に生かしたいと思う。
 僕は、この長文を読んで、目標(標的)をもつ事は、すごくいい事だと思いました。たとえ、自分が最初に決めた標的に当たらなくても、下手な鉄砲数撃ち当たるの様に、何度も打ち続ければいいと思います。
 作者は、将来の目標をもち、それにむかって、一流のツッパリ方をしてみようじゃないか。そして、その目標が達成できれば、自分の好きな人生を歩める。しかし、その目標にたどり着けず、その一歩前でとまってしまったら、達成できるように頑張ればいい。と言いたかったのだと思う。

   講評   muri

自分の人生の目標について、いろいろ考えてみることができましたね。将来自分の進路で悩んだとき、今の気持ちを思い出してみることができたら、いいですね。特に「好きなことをやり続けたい」という気持ちは、とても大切だと思います。マロンくんの好きなこと、ずっとやり続けたいことは、今は何かなぁ。ヨットもプラモも、長く楽しめるすてきな趣味だと思います。でも、本当に長く楽しむためには、今は真剣に一生懸命取り組むことかなぁと、私は思います。がんばってね。

●題材(聞いた話):お母さんの生き方をマロン君はとてもよく見ていますね。仕事も趣味も家庭もバランスよくやりとげる姿はすばらしい人生のお手本だと思います。マロン君が将来どんな仕事に就いても、お母さんのようにバランスよく生きたいのだなぁとよくわかりました。
●主題(一般化の主題):人生の目標や標的は自分だけでなく、多くの人にとってどんな意味があるのか、視点を変えて考えてみるといいですね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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