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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   死への意識   ポテチ

自然界で生きている動物たちは、常に死を意識しながら生きているが、人間は死ぬということに対して漠然としか考えていない。私は、野生動物のように死を意識して生きることは大切だと思う。
 その理由の一つに、死を意識することでけじめがつけるからだ。「死」という大きなものでなくても、日常でもいえる。例えばレポートなど大きな宿題の締め切りなどだ。中学生になり、宿題が一段と増えた。特に数学は多い。今も一気に二つのレポートを二週間の間で仕上げなければならなくなっている。これらのレポ−トも口でいわれただけではすぐに忘れてしまう。先生が締め切り曰をいい、紙を配るから印象深く記憶に残りやろうとするのだ。死においても、ただ漠然とした遠い存在で考えていると現実味がなく、かすれたものになる。しかし自然界で生きている動物は、今ここで死ぬ可能性が高いので死に関してもはっきりと意識することができるのだと思う。日々自分の死を意識していても気が滅入ってしまうかもしれないが、今死ぬ可能性が無いとは言い切れないので、適度に意識することも大切だと思う。
 もう一つの理由に、自分の人生の大まかな計画が立てられるからだ。イミダスの一九九八年のデータによると、日本人の平均寿命は男性が七七.〇一歳で、女性が八三.五六歳になっている。もし自分が事故や事件に巻き込まれないで寿命で死ぬとすると、平均でこれだけ生きられると分かる。すると、何歳で結婚して、何歳で子供を産み、何歳に孫を作りたいかもだいたい想像することができる。計画どおりに進まないことも分かっているが、計画をたてることによってその目標に向かっていこうとやる気がでてきていい刺激になると思う。
 確かに死というものが遠くなってしまった今、想像することは難しいかもしれない。しかし、「上天気の日に、嵐のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である。」というように、生きている時に死について考えないのは人間の弱点になっていると思う。だから、たまには死について考えることもいいと思う。

   講評   inoro


 こんにちは、愛美ちゃん。清書送信ありがとう! 今年も大変がんばりました。良い作文を書き続けることができた年でしたね! 塾もあり、大変でしたが努力家で明るい愛美ちゃん。来年もぐんぐん成長していってね!
 来年は1月4日からです。よろしくお願いしますね! 新しい年も、さらに良い年となりますよう、心よりお祈りいたします。

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