国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
成長するには たぬき
最近、自由競争と保護主義の対立が目立っている。それぞれ長所短所があるが経済そのものを発展させるためにも競争主義の考え方を尊重するべきである。
そのために、前向きな気持ちを持ち、組織自体が外を向いていかなければならない。たとえば、鎖国令は日本の近代化を大幅に遅らせた。明治になって外国に目を向けるようになり日本は鉄道の技術を教わったり、郵便をつくったりと大幅に発展した。外を向いていないと、良いことを教えてもくれないし、自分の悪いところも気づかない。結局成長はないのだ。スポーツにもそれは当てはまる。たとえ、自分の所属しているチームで上手くても、他に行けば中くらいの存在になってしまうこともありえる。外を向いていれば、人の素晴らしい技術を真似する事もできるし刺激を受けてさらにやる気が出るという、いろいろなメリットが出てくる。だから、「井の中の蛙」では駄目なのだ。
確かに競走主義の中にも保護主義の中にも、長所短所があり簡単にどちらが良いかはいえない。しかし自分を成長させるためには競走主義の考え方が必要だ。成長に競走は不可欠なのだ。僕も高校に入り同じポジションに自分と同じぐらいの実力のライバルがいるから精神的にも技術的にも成長した。成長とは保護主義の中にあるものではなく競走の中にある。
講評 jun
高校生らしい、好感の持てる作品に仕上がりました。
新しい年がたぬき君にとってさらにすばらしい年となりますように。
来年もがんばっていきましょう!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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