国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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期限があるということ みかん
野生動物は、死は常に目前にあり、死に不安を持っていないそうである。しかし 人間は、強くなって、狩られる感覚をすっかり忘れてしまっている。私は、人間も野生動物のように、死を意識して生きる事が大切だと思う。
なぜかというと、死のような締め切りがあると、物事に集中できるからだ。私の学校では、最近、『朝の三分間テスト』というのをしている。それは、朝のショートホームルームの時間に、3分間だけ、国・数・英のどれかのテストをするというものだ。教科は、毎日変わりばんこである。そのテストがあると、みんな、朝学校に来てから、漢字を覚えたり、英語の単語のつづりを何回も書いたりしている。もし、テストがなかったら、そんなに集中して勉強しないと思う。だから、何か締め切りがあることが大切なのだ。また、私の国語の先生は、宿題などの提出期限にすごく厳しい。1日でも遅れると、とてもおこられる。だから、みんな、漢字練習や、国語の問題集を家で集中して勉強し、きちんとやってくる。もし締め切りがなかったら、みんな気をぬいてしまって、何ヶ月も提出しない、または、ずっと出さないという人も出てくるだろう。このようなことから、物事に集中するためには、締め切りがあることが必要だということが分かる。
確かに、文明や医学の発達は、死の恐怖から私たちを救い、ゆたかなくらしを与えてくれた。しかし、「限られた人生で、大事なことは、『何をするか』ではなく『何をしないか』である。」という名言があるように、私たちは死という締め切りを意識するからこそ、有意義な人生を送れるのである。
講評 kira
みかんちゃん、こんにちは。中学一年になって、時間はどんな速さで過ぎていったでしょうか。ふりかえって、あらたな決意を固めよう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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