低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
閃き えなも
一瞬の閃きによる理解を体験するためには、相応の試行錯誤の歳月が要る。物事の全体像がつかめるまでに時間がかかるが、一瞬の閃きまでのその期間を大切にすべきだ。
そのために、社会全体が即効性を求める現代の風潮を改めるべきだ。昔からずっと続いている伝統芸能などは、弟子が師匠について師匠の身のまわりのことをする期間が長い。落語の世界にしてもそうだ。弟子入りしてすぐ落語の稽古をつけてもらうなんていうことはない。まず、師匠のまわりについて、仕事を確実にこなせるようになってからやっと落語を教えてもらえるらしい。だから自然と弟子の期間は長くなるのだ。日本伝統のものとなるとやはり、じっくり時間をかけて一人前になっていくような風潮があるようだ。そこにもっと目を向けるべきだ。
確かに、現代社会は情報化社会であるということで、ある程度短時間でできるような能力を身につけることも大事だ。しかし、何でも習得しようとする時、始めからいつの間にかコツをつかめることを期待するのではなくしっかり自分で努力して自力でつかもうとすることが大切なのだ。だから、じっくり耐えて、内側に蓄えていくことが大切だ。時間をかけて最後まで諦めずに努力することが大事だ。その努力は必ず何かにつながるはずだ。
講評 kira
直子さん、こんにちは。新しい年は夢に向かって切り拓く年になりますね。どの一歩も、自分の歩む道のたしかなくさびになります。楽しみですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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