低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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休み時間 えひな
私はいつも休み時間をたのしみにしている。休み時間になるとすぐ外に出て、友達と縄跳びやだるまさんがころんだなどをしている。時々、男の子たちと遊具で遊ぶ。でも、休み時間は何をしても楽しい。なぜなら、自分たちにあたえられた自由の時間だからだ。自由の時間、それは子どもにとってとても楽しい時間なのである。前に、たかたかおにをしたことがある。最初は、三人だったのが最後には十人ぐらいになっていた。まるで、バザーにきている人たちみたいだった。でも、大勢になるととっても楽しかった。だから、休み時間の終わりの音楽がなっても帰りたくなかった。先生に音楽がなったら走って帰りましょうといわれるがだれも走ってかえる人はいなかった。だって、みんな休み時間を楽しみに学校に来ているようなものなのである。
私は、心の中でいつも休み時間がもっと長かったらなと思う。長かったらいろんなことが時間分別してできるのになとかんがえたりもするが、長かったらそれなりに一生懸命遊ばないと思うから、いつもどおりがいい。
あっ、休み時間になった。やったー、自由にあそべるぞ。
「はやくいこう。」
「うん。」
講評 huzi
奈未ちゃん、あけましておめでとう! 新しい年のスタートです。一月からの目標は、
●たとえ表現を使うこと
●前の話か聞いた話を入れること
●動作情景のむすび(作文のとき)
●三文ぬき書き(感想文で要約の練習として使います)
●心の中で思ったこと
です。字数の目標は【800字】。●の項目は奈未ちゃんだったらすぐに全部できるようになると思います。字数を少しずつ伸ばしていきましょう。
今年初めての作文は、「休み時間」を題名にして書いたね。休み時間はとても楽しみですね。先生の小学生のころの思い出も、休み時間のことばかりです。縄跳びやだるまさんが転んだをして遊んだこともありますよ。
【前の話】には、たかおにのことを書いたね。10人も集まってたかおにをするの? それはすごいなあ! おにの役目をする人は大変でしょうね。【まるでバザーにきている人たちみたい】と、にぎわっているようすをじょうずにたとえられました。
休み時間がもっと長かったらいいね。でも、長かったらかえって一生懸命遊ばなくなると奈未ちゃんは考えたのね。なるほどね。短いからこそ、楽しみがギュッとつまっているのですね。よい意見です。【心の中で思ったこと】
【動作情景のむすび】には、これから遊ぼうとしている様子を、動きのある文で表現できました。さてこれから、何をして遊ぶのかな?
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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