低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ポイ捨てはいけない えこに
ある時、駅の近くを歩いていたら前を歩いている人がいきなり何かを捨てた。何を捨てたのかと思ってみてみるとタバコだった。まだ少し煙が出ていて、火も小さかったがついていた。私は、急いでタバコを踏んだ。もし、気が付かずにそのまま行ってしまったら火事になってしまっていたかもしれない。もうひとつは、海などに遊びに行った人たちがいた。そこで、ビニール袋が出てしまった。だが、面倒くさくて持って帰らなかったから亀などが来てプランクトンと間違えしまいそうになってしまったことを聞いたことがある。 危険だと思った。
確かに、ポイ捨てをしたくなる気持ちも分かる。ゴミ箱が近くにない。家まで持って帰るのは面倒くさい。そのゴミがタバコだと家に持って帰るのはいやだと思う。お菓子などや鼻をかんだ後のティッシュなども自分で持っていると汚い。そして、捨ててしまうのかもしれない。私もカイロの袋など少しだけ切れてしまったゴミなどを捨てたくなる。お菓子が少しこぼれてしまったけど拾わなくてもありなどが持っていってくれるからと思うときもある。だが、ポイ捨てをしてしまうのは近くにゴミ箱をあまり置いていないからである。自動販売機の近くにゴミ箱はあるが缶などの飲み物のゴミ箱である。さらに、もし子供がたくさんポイ捨てをしていたとしたらそれは教育をちゃんとしていなかったと考えられるだろう。
しかし、ポイ捨てはやっぱりいけないと思う。周りの人にも迷惑がかかってしまうときがあるからだ。たとえば、昔話で桃太郎がある。桃太郎がキビ団子をいろんな動物にあげたりしている場面がある。だが、もし桃太郎がキビ団子の入った袋をポイ捨てしまったらキジやサルなどはついて行かなかったと思う。確かに、ゴミをポイ捨てする人には誰もついていきたがらないはずだ。だから、桃太郎はゴミ捨てなくてよかったと思う。もし、その袋がなかったとすると昔はあまり袋に物を入れたりはしなかったのではないかと考えられるはずだ。そうすると、昔はあまりゴミがなかったわけだからきれいな町だったと思う。
だが、大事なことは町をきれいにするためにポイ捨てをしないことを心がけることが必要だと思う。「真によいことは新聞に大きな騒ぐを起こすことなく、小さく始まる」という名言もあるようにつねに細かなことに意識をすればいいと思う。
講評 itigo
雅子ちゃん、明けましておめでとうございます!!\(^o^)/ 新年早々お休みしちゃってごめんね(^o^; でも、ベテランの竹内先生に指導していただいて充実したでしょう? 今年もよろしくね!
<第一段落>雅子ちゃんの体験した話、聞いた話を上手に使って状況説明できたね。身近な例を挙げることによって第二段落以降の意見が具体化されてます。
<第二段落>複数の意見Aとして、ポイ捨てをしたくなる気持ちを自分に置き換えてうまく説明できてます。そこから転じて物の豊かさを考えてみるとよかったでしょう。
<第三段落>複数の意見Bは、それでもやっぱりポイ捨てはいけないという反対意見だね。桃太郎がキビ団子を入った袋をポイ捨てしたら・・・という昔話を用いた実例はとても分かりやすく、なおかつおもしろかったよ。そこから想像して昔は町がきっときれいだったって思えたこともとてもよいことだよ。そして、ここもきっと昔は町がきれいだったということから、心の豊かさに話を持っていけるとよかったかな。
<第四段落>うまく意見をまとめられているけど、複数の意見AとBを物の豊かさと心の豊かさに置き換えられたら、「確かに両方大切だが、何よりも大事なのは・・・」というふうに、総合化の主題に関して、より理解を深められたかな。この名言を上手に使えたところはかなりの上級テクニックです☆ 一人一人が意識して小さなことから始めていきたいよね(^.^)
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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