国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ハッピークリスマスコンサート オーロラ
12月25日土曜日、有明スポーツセンターでクリスマスバレエコンサートをやりました。このコンサートは私たち銀座支部だけでやる、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん向けの会です。うちも、お父さん、お母さん、おばあちゃんが見に来てくれました。
まず1曲目は「ラ・コルセールより」です。この曲は8月6日の発表会でおどった曲ですが、今回私がおどるパートは変わっています。8月は、2,3年生8人でおどったけれど、今回は3,4年生6人でおどります。そして、今回の形で2月の舞台でおどることになっているので、そのリハーサルとしてがんばりました。曲が短いけれど、ふりつけがむずかしくなって、終わったらハアハアいってしまいます。衣装も、黄色いチュチュからすてきな白のチュチュに変わって、とても気に入っているので、この曲をおどるのはいい気分です。ポーズでは、ちょっとふらついてしまう所もあったけれど、今日の本番が一番うまくできたと思いました。2月にはもっときれいに踊れるようにがんばりたいです。
2曲目は「眠れる森の美女より」です。この曲は、2月の舞台には出ない小さな子や大人のクラスの人もいっしょにおどります。50人近くの人がおどるので、まるでお祭りみたいで、はく力があったと思います。私たち3年生4人は、オーロラ姫の友人のおどりをおどりました。1まくの、オーロラ姫のバリエーションのすぐ後におどります。長い曲で、やはりとてもつかれます。本当は「眠り」の中では白猫がやりたかったのですが、この曲も気に入っているので、家でもよくKバレエカンパニーの「眠り」のDVDを見ながらおどりました。練習のとき、よく先生から
「肩をおろして。」
と注意されたのですが、このおどりの衣装のそでは、まるで風船みたいにふっくらしていたので、肩が上がっているかどうかわかりませんでした。(笑)
「眠り」のコーダで、最後はステージに全員が出てきておしまいです。リハーサルのときなかなかうまくいかなかった小さい子たちも急いで出てきて、きれいにならんでポーズを決めました。私はホッとしてうれしくなりました。うれしい気持ちのまま、にこにこしておじぎをしました。
終わったあと、なかよしの友だちと写真をとったり、上手なお姉さんたちにもにもおねがいして写真をとってもらいました。クリスマスコンサートでは、発表会とちがって、これができるのがうれしいです。発表会は急いで衣装をぬいで、すぐに衣装を返さなくてはなりません。お母さんは、去年は役員でいそがしかったけれど、今年は写真をとるのにいそがしそうです。(笑) お父さんとおばあちゃんもニコニコ見ています。私は、たくさんの人に見ていただいてせいいっぱいおどれたので、とてもうれしかったです。2月はもっとがんばってたくさんの人にたくさんの拍手をしてもらいたいと思います。
講評 nara
今回の作文は、先に4週目として入れてくれたから、こうひょうが後になってしまったけれど、そのおかげか(?)言葉の森新聞にものって、他の会員の人にも読んでもらえてよかったね! 森川林先生もすごくほめてくれていたので、先生(なら)もそれ以上にほめよう!!
「ラ・コルセールより」は、じょじょにむずかしい振り付け・パートのたんとうになっているのだね。今回のコンサートが次のコンサートのリハーサル、そして、その次のコンサートはその次の……と、一回一回の積み重ねが、すてきな踊りへの道になるのだなぁ。どんなに息が上がっても、舞台の上ではゆうがに軽やかに。これは、バレエの大変さでもあるし、みりょくでもあるね。
「眠り」については、森川林先生がほめてくれたように、とてもくわしくせつめいできている。自分自身のことだけでなく、小さい子のことまで、しっかり目を配っているところに、オーロラちゃんの成長があらわれているね。こんなふうにせつめいされていると、作文を読んでいる人も、いっしょに舞台にいるような気分になってくるよ。ユーモアの入れ方もバッチリだ。
銀座支部だけのコンサートだから、気楽なところもあるのだね。かわいい写真をとろうと、お母さんがはりきっていただろうなぁ。「去年は役員でいそがしかった」「今年は写真をとるのにいそがしそう」というように、前のこととくらべてせつめいすると、ちがいもよりはっきりするね。
この作文を書いたときから、ほぼ1ヶ月。2月のコンサートも近づいてきたね。練習を積んで、うんとうまくなったことだろうな。上手におどれるといいね!
【題名の工夫】は入れ忘れていたかな。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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