国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の大好きなお父さんお母さん   ミディ

 真っ青な空の下で、私の家族、おじいちゃんおばあちゃんの笑い声が聞こえます。(書き出しの工夫)お正月。私たちは、おじいちゃんたちの家へ泊まっていました。31日はみんなで毎年楽しみにしている紅白歌合戦!!
今年はどっちが勝つかみんなで予想です。
「今年は白が勝つよねー。」
「どうして?」
「だって紅白紅白で勝ってるんだもん。」
「そうか。去年は紅が勝ったから、白だね。」
「でももしかしたら紅が勝つかもしれないよ?」
「もしかしたらだけどね。」
私たちは白が勝つと思っていました。
ニュースが終わりました。
「パーンパンパーン!!」
「わぁ!!始まったよー。」
みんな眠いのをがまんしながら、芸能人たちの歌を聞いていました。
「この曲知ってるー!!」
「あぁ。聞いた事あるね。」
みんなで盛り上がりました。特にマツケンサンバは盛り上がりました。キラキラの着物を着てみんなでおどっています。
「豪華な着物だねぇー。」
しばらくすると、
「お茶の間審査では白が勝っています。」
と白の司会の人が言いました。
「やっぱりこれは白が勝つね。」
と思っていつの間にか最後に。最後は小林幸子さんでしめくくり。さぁ、ドキドキの結果発表です。私たちは、みけんにしわを寄せながら、今にも寝てしまいそうな目を無理やり開けてテレビの画面を見ていました。すると、なんと!!
「紅組みの勝ち!!」
わぁー!!と会場がさわぎました。顔がいきなり自由になりとってもおどろきました。予想ははずれてしまいました。でも楽しかったです。
「今年の紅白は盛り上がったね。」
「じゃぁ来年こそは白が勝つのかな?」
もう来年の紅白が気になってしまいます。もうすぐ2005年になるころのことでした。
 もうひとつは、みんなで遊んだというよりも、神社に初詣に行った時のことです。1日は元日なので込んでいるだろうと思い、私たちは2日に行く事になりました。お姉ちゃんは勉強で行けなかったのでお留守番です。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんと5人で神社へ向かいました。その時私はおばあちゃんに万歩計を借りていました。私は足をバタバタさせたりジャンプしたりウロウロして、歩数を増やしていました。周りから見るとまるで「今すぐトイレに行きたそうな子」に見えたかもしれません。ようやく着くときっとみんな同じことを考えていたのでしょうか、とっても人が多かったです。階段を登るまでにもくねくねしたまるでヘビのような道を進んで、やっと階段の前に来ました。と思ったら「お待ちください」と書いてあるプレートを持った警察官の人が立っているではありませんか!!それから何分も待ったでしょうか。やっとの事でお賽銭箱へ小銭を入れることができました。パンパン。今年もいい年でありま・・・。と途中の時
「どんどん行ってくださーい!!」
といわれて急いでその場をはなれました。
「ちゃんと神様に伝わったかなぁ?」
その後も込んでいます。お土産を買うときも込んでいます。出る途中でも込んでいます。出た後も込んでいます。もう神社から4kmぐらいはなれるまで、ずーっと込んでいました。帰りは楽しくおしゃべり。途中で公園によりました。
「Mは小さいころここでよく遊んだね。」
「すっごい楽しかったよ!!」
「たこあげ、やっているねぇ。」
「ほんとだ!!すっごい高くまで飛んでいる!!」
「今度いつかたこあげやろうね。」
思い出の公園を通りすぎてお姉ちゃんが待っている家へ着きました。ドアを開けて元気よく
「ただいま!!」
 お父さんとお母さんは小さいころどんな遊びをしていたのでしょうか?お父さんは小さいころ、「ポコペン」や「空中おにごっこ」、「だるまさんが転んだ」などをして遊んでいたそうです。特にスポーツ(野球・サッカーなど)をやっていたそうです。あと、友達と自転車で遠くへ行ったとも言っていました。お父さんたちが小さいころ遊んでいたナカで、「ポコペン」、「だるまさんが転んだ」は今ほとんどしません。最初「空中おにごっこ」と聞いて
「空中にうくことなんかできないのにどうやってやるんだろう?」
と思ったけどどうやら「空中おにごっこ」とは今の「高おに」と同じような遊びだといっていました。私は友達と自転車で遠くへ行ったことはありません。いくら遠くと言っても2.5kmぐらいしか行ったことがありません。でもお父さんは、中学1年生の時、武蔵野市から高尾山まで友達と2人で行った事があると言ってました。だいたい10kmを1日かかってふつうの自転車で行ったそうです。その話を聞いた時
「私も1回だけそんなことをしてみたいなぁ。」
と思いました。疲れるだろうけど、きっとおもしろいと思います。
 私のお父さんとお母さんはとっても優しいです。お父さんは仕事に熱心でパソコンに詳しくまじめな人です。いつも優しいけど、怒るときは怒ります。私たちが楽しく勉強ができるようにこの作文教室を見つけたのは、お父さんでした。だから今でも楽しくこの教室を続けられています。お母さんは、一生懸命家事をしてくれています。今この作文を書いているときもお母さんは一生懸命ご飯の用意をしてくれています。お母さんはマンガに出てくるようなお母さんのように、ガミガミ言いません。だから私はお母さんにヤダとか言ったりしません。そんなお父さんお母さんは小さいころいろんな所に連れて行ってくれました。そのときの写真は、まるで今にもあふれてきそうなぐらい笑顔がつまっています。その写真を見るたび、こんなことをして遊んでいたんだなぁと、みんなで話しています。もちろん今でもいろんな所へ連れて行ってくれます。特に夏は、キャンプへよく行きます。その時、勉強を忘れて自然で家族といっぱい遊びます。今日も我が家では明るい笑顔のお父さん、お母さんが私たちを支えてくれています。(動作の結び)

   講評   onopi

 今回も大作になりましたね。おじいちゃんおばあちゃんも交え、家族で過ごしたお正月はとても充実していたようです。書き出しの工夫もバシッときまっていました。いいですよ。みんなで紅白歌合戦を見ていたときの様子の中で(みけんにしわをよせながら〜目を無理矢理あけて)(顔がいきなり自由になって〜)などユーモアがこめられた表現がとてもいいですよ。後者は〔これは一つの提案としてですが〕、(おどろきのあまり顔がいっしゅんで自由になりました。)という文も考えられそうです。二つ目の話をはじめる時の(もう一つは〜)というフレーズはこの場合はなくてもいいかもしれません。たとえもたくさん使えていました。万歩計があるとたくさんカウントしてほしくていろいろためしてみるものです。(笑)(まるで今すぐトイレに行きたそうな子〜)というたとえはおもしろいですね。アイデアとしてとてもいいです。よんでいて楽しくなってしまいました。最後の動作情景の結びもいいですよ。
    

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