創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ポイ捨てはよくない ブラック・ジャック
ポイ捨てはよくない
ブラック・ジャック
私は、小学校時代の時よく外で遊んだものだ。遊んでいるときに毎回、目にとびつくものがあった。そう、それは、私たちのポイ捨てによって、捨てられた様々なゴミたちである。日本という国に落ちている多くのゴミは、ほとんどポイ捨てによって捨てられたものだろう。これは、地球に大きな影響を与えることもある。だから、ポイ捨ては、けっしていいことではないのだ。では、ポイ捨てが、何故いいことでないのかを考えてみよう。その結果、二つのことが考えられる。
「ポイ捨ては、ポイ捨てを呼ぶ」とよく言われるが、まさしくこのことが、ポイ捨てがいいことでない理由である。この世で、初めてゴミを捨てた人は、きっと、「あーあ、身辺がすっきりして気持ちがいいなぁ〜」と思ったのだろう。確かに、清潔感を保つことは、よいことである。しかし、世界中の誰もが、清潔感を保とうとすれば、必ずと言っていいほど「緑の星地球」ではなくて、「ゴミの星地球」になってしまうだろう。このような、地球に読者の皆さんは、「これからも住んでいこう!」という気がおきるだろうか?私の考えでは、「住みたくない」という答えが多く出ると思う。では、そうならないためには、何が必要なのだろうか?それは、きっと我慢が必要なのだと思う。小学校の遠足などの時にゴミを持ち帰るということをよくやる。今となっては、当然のことだが、このことは、子供のうちに我慢するということを教育しているのだと思う。
もう一つの理由は、ポイ捨てされたゴミが、積もり積もったら、地球破壊につながるからだ。読者の皆さん、日本の年間のゴミの排出量ってどのくらいか知っていますか?1998年のデータでは、5020万トンであり、これは東京ドーム135杯分に当たるのである。例えば、この排出量の100分の1がポイ捨てのゴミの量だとする。また、この100分の1の大半がタバコであるとする。タバコというのは、皆さんが知っているとおり環境に悪いうえ火がつきっぱなしで山火事がおきて何日も燃えて環境に悪い二酸化炭素を大量に出してしまうのだ。
確かに、清潔感を持つことはよいことである。しかし、『問題とは、そこにあるものではなく、自分が作るものである。』という名言があるように一人一人がポイ捨ては辞めようという気持ちを持てば、地球は破壊されずに済むのだ。
講評 kira
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