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　　　Ａ　ＨＡＰＰＹ　ＮＥＷ　ＹＥＡＲ　　　ミーナ

　今年の大晦日は日本時間の１月１日午前９時だった。あけましておめでとうございます。私は１２月２８日から１月４日までイギリスにいた。私の家の大晦日はいつも、家族４人でこたつに入り、紅白歌合戦を見て除夜の鐘を聞き（鐘をつきに行くときもあるが）、神社に行ってお参りと挨拶をすませた後、父はお酒をもらい、私は古くなった「破魔矢」をとんどに入れる。そして新しい破魔矢をもらって帰る、というものだった。また、１月１日になると、おばあちゃんの家に行きおせち料理を親戚同士で食べる。しかし、今年はイギリスにいたため、おせち料理も食べていないし、神社に行ったりもしていない。（書き出しの工夫）
　私が思うお正月らしいこととは、おせち料理を食べたり紅白歌合戦を見たりすることと言うのもあるが、なによりも「こたつ」に「ねこ」、「みかん」に「雪」そして「お年玉」だと思う。（外国では子どもにお金を与えるのは良くない、お金は働いて稼ぐものだとしてお年玉を与えないそうだ。）私はこたつをつけるとまるで猫のように丸くなってしまうのだ。歌の歌詞そのままのようだが、やはりこれが思い浮かぶ。そのためか、私の家ではお正月（大晦日）になると「こたつ」に入ってテレビをつけるのだ。しかしこれが一番落ち着く。（なんだか老後のお年寄りみたいだが・・・。）（たとえ）
　私は、小さい頃お正月におじいちゃんに凧を作ってもらったり、はねつきで遊んだり、かるたや百人一首をしたりしてよく遊んでいた。だがそんなことをして遊んでいる子を最近はあまり見ない。みんな部屋にこもってテレビゲームでもしているのだろう。私の母に聞いてみると、百人一首や凧揚げ、トランプをしていたらしい。そもそも正月とは新年を迎え、祝いをするめでたい期間。楽しく喜ばしいこと。と辞書には書いてある。楽しく喜ばしいことだと書いてあるのだからやっぱり、家族と遊んだり、家族と話したりと家族を大切にして過ごす方がいいと思う。
　お正月とは人にとってどのようなものなのだろうか。もちろん、その年の終わり、次の年の初めの日ということなのだが、わたしは家族と過ごせる大切な日、だと思う。いつもは仕事でお父さん（お母さん）とあまり話していない。あまり遊んでいない。と言う人は是非この三箇日だけでも話したり、遊んだりしてみたらいいと思う。すると、自分だけでなく、相手や周りの人も、楽しいし喜ばしい光景だと思う。だから、お正月は楽しかったといえるように、思う存分遊んでいいと思う。
　新年あけましておめでとうございます。

　　　講評　　　hota


　イギリスからの絵はがきをどうもありがとう。ケンブリッジは、大学のある町ですよね。うーん、なかなか雰囲気がよさそう。うらやましいです。

　今学期は、先学期の進級テストに不合格になったため、課題が少し後に戻りました。次に合格すれば、またすぐ戻ってこられますから、頑張ってね。今学期の項目は、
●「書き出しの結び」●「前の話聞いた話」●たとえ●「一般化の主題」●１２００字以上
です。ミーナさんは、去年、受験講座だったからここの課題はまだやっていませんでした。なので、一度やっておくのも意義があるでしょう。でも、ちょっと久しぶりだから、勝手が違って書きづらかったかもしれません。
　書き出しの、「今年の大晦日は日本時間の１月１日午前９時だった。」というのは、なかなか興味をそそりますね。「えっ！」という感じです。ミーナさんちでは、いつもはとても伝統的な年越しとお正月を過ごしているのですね。今は、かえってそういうお家が少なくなっていると思います。貴重な日本の伝統文化を、ぜひ守っていってほしいです。
　「書き出しの結び」の結びの部分が、ちょっとあいまいになってしまったかな。あとはよかったです。また、すぐに慣れると思います。練習していきましょう。