創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ポイ捨ては良くない グレープフルーツ
煙草の吸殻、コンビニの袋、空き缶、噛み終わったあとのガム。私達の街にはごみがあちこちに落ちている。ほとんどの理由はポイ捨てからだ。ポイ捨てとは、人々が本来ごみ箱に捨てなくてはならないごみ達を、路上の上などに、考慮もせずに捨ててしまうことだ。最近では、ポイ捨ては様々な地域で問題になっている。
人間はポイ捨てを止めるべきだ。
その理由は二つある。一つ目は、街が汚くなり、そこに住む人々が嫌な思いをするからだ。自分達の住むところが汚れてしまうのは、あまりいい気分ではない。しかし実際に、ポイ捨ては私達の街を汚している。
例えば、路上にポイ捨てされたペットボトルの中からは液体が出てきて、異臭を放つ。それから、噛み終えのガムは、それを踏んだ人の靴にひっついて、とれなくなる。どれも、街を汚すだけではなく、人々に嫌な思いをさせている。でも、ポイ捨てを減らすことで、このような問題も簡単に減らすことができる。
二つ目の理由は、むやみにどこにでもごみをポイ捨てすると、動物達が危なくなる、ということだ。とても深刻な問題だと思う。人間達が、何も考えずに落としたごみが環境破壊につながっているからだ。私達がポイ捨てするポリ袋が海や川に落ちると、魚達がそれを餌と間違えて、誤って食べてしまい、そして死んでしまう。決して簡単な問題ではない。
1998年にPHPが年間ゴミ排出量について行った調査では、日本の年間ゴミ排出量は5020万トン、すなわち東京ドームの135杯分だ、ということがわかった。このままポイ捨てが続けられたら、影響がもっとたくさんの動物達に拡大する恐れもある。
確かに、たった一人が行ったポイ捨てでは、何も危害はないと思っている人もたくさんいると思うが、それを世界中の誰もが行い続けると、危害は自然環境にも及ぶ。
真によいことは、新聞に大きな騒ぎを起こすことなく、小さく始まる、という名言もあるように、私達が一人一人ポイ捨てを止めていけば、環境もきれいになり、私達が住みやすくなる場所になると思う。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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