国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   宝物   アッキー

「やったー!」             (書き出しの工夫)
 私は去年の誕生日に熊のぬいぐるみをもらった。私の宝物はその熊のぬいぐるみだ。ぬいぐるみはだいたい幼い子が持つ物だと私は今までずっと考えてきたが、私がもらった熊のぬいぐるみを見ていると幼いころの自分に戻った気がして、ぬいぐるみを持つには歳は関係ないというふうに最近は感じている。私はぬいぐるみと一緒にいている時だけが落ち着いている。そして、この熊の笑顔ガ何となく亡くなった祖母とよく似ている。祖母と似ていると言うのは、とてもやさしそうで、明るい顔をしているという事だ。そして、いつも祖母が横にいてくれると言う感じがするから、私はこの熊のぬいぐるみが大好きなのだ。まるで熊が私の祖母になっているみたいだ。 (例え)
 このぬいぐるみは、私が大好きな(よく行く)バーリントンモールで買った物だ。母が言うには、このお店は東京にもあるそうだ。ぬいぐるみのお店では季節ごとによっていろんな種類のぬいぐるみが出てくる。例えば、犬、ネコ、ウサギなど他にもある。だから私はこのお店が好きだ。このぬいぐるみのお店はふつうのお店と少し違う。なぜかというと、このお店ではまず綿からぬいぐるみの中にその場で入れてもらう。しかも綿の量も自分できめられる。多くてもいいし、綿の量が少なくてもいい。そして、心臓まで入れてくれる。その心臓は赤のハートの形をしていて入れる前に願いごとをする。私の熊は妹が学校のブラウニーと言うグループでの遠足で買ってきてくれた物なので、私は妹がかえった時に願いごとをした。お店で買うときには、心臓を入れる前にゲームをする。このゲームは店員の人がやる物なので、もひとつどういうゲームか分からないが、妹の時にはいろんな物の名前などを叫んだりするゲームだった。この熊の名前はテディ−という。この熊はテディ−ベアと言うのでそのテディ−にした。妹も持っている。妹は熊ではなくて、ユニコーンだ。名前は祖母の名前の和子だ。でもいつもはかっちゃんと呼んでいる。
 私は 妹に彼女の宝物はなにかと聞いた。妹は、
「私が年中か、年長の時のイースターにもらったハローキティーのブレスレットだよ。」
と言っていた。妹がなぜこのハローキティーのブレスレットが好きかと言うと、たくさんのお花がいっぱいついていてハローキティーがマーメード(人魚姫)の形になっているからだそうだ。それと、ハローキティーが大好きで、母と祖母からもらったからとも言っていた。私は最初これを聞いてびっくりした。なぜかと言うと私は妹がユニコーンのぬいぐるみの和子(かっちゃん)を選ぶと考えていたからだ。だからといって私は妹がハローキティーのブレスレットが妹の宝物なのがおかしいと言っているというのではない。人の宝物はひと好きずきだ。だから別に私はなんとも感じない。 (聞いた話)
 宝物とは人間にとって、気持ちが安らぐ物だと私は考えている。なぜなら私は自分の宝物と一緒にいると気持ちが安らいで落ちつく。そして何となくうれしくなる。いやな事があっても熊のおかげで忘れてしまうような気がする。妹も自分のハローキティーのブレスレットをつけていると落ち着くと私に教えてくれた。だから私は宝物は人間にとって安らぐ物だと感じた。
 「やったー!」
これからも熊のぬいぐるみを大切にしようと感じる。そして、私はおばあちゃまのようなやさしい人になりたい。 (書き出しの結び)

   講評   jun

 新年最初の作文から大作になりました。1時間でこの字数は立派です。
 まず、書き出しの工夫をしながら、自分の宝物について説明していくことができました。アッキーちゃんがどうしてそのぬいぐるみを大事にしているのか、理由を書いたところもいいですよ。次の段落では、アメリカのぬいぐるみのお店について、その特徴が書かれていますが、アメリカらしいユニークなお店ですね。ただのぬいぐるみではなく、自分だけの、世界に一つだけのぬいぐるみが出来上がるというわけですね。こういうぬいぐるみなら、特別な宝物に思えますよね。妹さんから聞いた話も入りましたね。妹さんがキティー好きとは知りませんでした。(笑) 最後の段落では、人間にとって宝物とはどのようなものか、大きく考えてまとめることができました。書き出しの結びも上手です。アッキーちゃんに安らぎを与えてくれる宝物、これからも大事にしてね。
             

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