国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本当の豊かさ   聖羅

 ここ最近で便利になったものは沢山ある。まず携帯電話である。我が家では私が小学校低学年の時、母が初めて携帯電話を持った。何故なら母は建築関係の仕事をしていて、外出していると仕事仲間と連絡を取ることができないからだ。今ではメール、テレビ電話、着メロ、ゲームなどと携帯電話はさらに進化している。次にパソコンやテレビがある。昔は大きな箱型の画面だったが今では薄型、ハイビジョンなど便利さや美しさが増してきている。パソコンにおいては持ち運びが自由となり、何処にいてもインターネットやメールが出来る様になった。しかもこれらの機器が進出、発展したのはここ十年間である。携帯電話などの商品が出る前の当時と現在とでは明らかに今の方が便利である。
 物が豊かにあるということは良い事である。色々な物を発見、研究することによって人々の生活が便利になることは、人間の歴史上なければならない事なのだ。私には海外や国内でも遠い場所に住んでいる友人が何人かいる。今までは何か特別なことがない限り電話をしたり手紙を書くことはなかった。しかし、携帯電話やパソコンでメールが出来るようになったおかげで些細な事、近況の事をすぐに言うことが出来る様になり、離れていても友人を身近に感じる事か出来る様になった。
 しかし、物が裕福なだけでは幸せにはなることは出来ない。昔話の花さかじいさんにもあるように、貧乏だがとても温かい家庭に住んでいるほうが、金持ちの卑怯な家に住んでいるよりずっと良いと思う。
 物が豊かだということはとても大切なことであり、心が豊かであるということもとても大切である。しかし一番大切なことは両方の豊かさを維持し、発展してゆくことではないか。脱皮できない蛇は滅びる。という名言があるように人間はどんどん進歩していかなければならないのだ。

   講評   takeko

今年の初添削ですね!うれしい?です。「本当の豊かさ」というテーマでひさしぶりの自由作文です。第1段落、携帯などの実例をあげて、読者の興味をよくひきつけています。第2段落意見A。第1段落につなげてうまく書けています。意見B。字数が足りないところは、この段落を書き足してのばしていけるところです。携帯につなげれば、世間的にも携帯のよくない点として問題になっているところをあげればいいと思います。たとえば、携帯にきりもなく返事をしていて、じっくり考える時間がなくなる、とか、授業で先生がいいことを言っているのに聞き逃す(笑)など。実際、先生のいい話を、教室のみんなが集中して聞いて笑ったりできれば、あったかい空気になりますよね。みんながてんでんばらばらではさびしいですよね。昔話実例。「花さかじいさん」。先生も好きです。「卑怯な家」・・・おもしろい。けど、ここは「金持ちでも卑怯な性格」では?名言と、一般化の主題はうまくできました!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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