国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2569 今日1339 合計3952
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   山あり谷あり   プーさん

 「おたふくかぜかもしれませんね〜。」
男の医師がいった。北海道のおばあちゃんと行った救急病院でのこと。夜十時のことだった。前の日から熱のあったわたしは、その時四十度だった。
 前の日おばさんと犬と散歩ついでにコンビニに行った。雪が道のはじに積もっている中を普通に歩いていった。その夜熱が出てしまった。だから、一度おばあちゃんの家に戻った。そのあと40度出て病院に行った。そのときもなんともなかった。そのあとも、ない状態が続いて治った。(題材・前の話)
 今年のお正月は悪いことばかりではなかった。お正月といえばお年玉。今年はたくさんもらえた。おじいちゃん・おばあちゃん・おじさん・おばさん・お父さん・お兄ちゃんたちからもらった。お年玉はほとんど定額貯金にした。自分で郵便局へ行って、手続きをした。おみやげとして郵便局からとりの絵の手ぬぐいをもらった。自分の手元には、八百円しか残らなかったけど、貯金が増えたのでうれしい。まるで、大金持ちになったような気分になった。(表現・たとえ)
 今年の年の初めは山あり谷ありだった。また今度いったらまた風邪ひくのかな〜と思った。(主題・分かったこと)(構成・書き出しの結び)

   講評   kako

こんにちは、プーさん。
★第一段落:題名がいいですねえ。どんな作文かな、と興味がわく題名がつけられましたね。書き出しも上手です。大変なことが起きたのかな、と次の段落を読みたくなりますね。
★第二段落:熱が出た時、プーさんはどんな気持ちがしたのでしょう? おばさんやおばあちゃん達はびっくりされたのではないかしら。その時の気持ちや様子を書いてみるといいですね。四十度の熱といえば、かなり苦しいのではないかと思うのですが、その苦しさを「たとえ」で表現することもできますね。
★第三段落:お年玉をたくさんもらえたこと、郵便局に預金をしに行ったらかわいい手ぬぐいをもらえたこと、貯金が増えたこと。病気をして苦しかったけれども、苦しいだけではなかったのですね。よかった、よかった。郵便局へ行く途中や手続きをしている時は、どんなことを考えていたのですか。貯金が増えるのはうれしいですね。その気持ちを「大金持ちになったような気分」と上手に表現できています。通帳を見るのが楽しみなのではないかな。
★第四段落:短い文だけれど、プーさんの感想をうまくまとめています。書き出しの結びも、「かぜ」という言葉を使って書けましたね。おたふくかぜをひいてしまったことは運が悪かったのかもしれません。でも、貯金が増えて、うれしいこともあった。本当に山あり谷ありの幕開けとなってしまいましたね。それはきっと、楽しいこともあるけれど、一年間気をつけて過ごしなさいという神様からのメッセージなのかもしれません。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)