国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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読書百遍意面倒くさい ろち
われわれはほとんど毎日のように何かしら他らしい考えの卵を頭の中でうみ落としている。ただそれを自覚しないだけである。これがりっぱな思考に育つのは実際にごくまれな偶然のように考えられている。なんでもない人間と人間とがたまたま知り合いになる。互いに不思議な感銘を与え合って、それがきっかけになって、めいめいの一生がそれまでとは違ったものになるということがある。はじめから全体がはっきりすることは少ない。何度も何度も考えているうちに、自然と形をあらわしてくる。(要約)
ぼくがこの話を読んで心に残ったのはこれらの文章だ。まずひとが毎日何かりっぱな発想に育つもとを作っていたなんてぼくはまずかんがえたこともなかったと思った。しかもある人とたまたま知り合いになっただけで人生が大きく左右されるなんてびっくりしたのである。何度もくりかえすとそのうちに成功するというはなしについてぼくにも「かなりカナリヤ」と下山さんが叫んでしまうぐらいそっくりな話がある。最初は全くできなかったゲームを繰り返しやっていたらまるでマントヒヒが猿に変身したときのよう(たとえ)にうまくいったのだ。その時に操り人形の足をたたいたときと同じ、いやとろを食べたときと同じぐらいうれしかったと思う、たしか・・・。(体験実例)
きいたはなしだが何度も勉強をしないとみにつかないらしいのである。(聞いた話)でもそのときだじゃれでおぼえれば簡単だと思ったのである。
わかったことは奈良女子児童殺害事件の犯人がつかまったことと繰り返し根気良くやればいつかはできるということであると思う。(わかったこと)終
講評 jun
要約はお見事。むずかしい長文でしたが、ポイントとなる文を抜き出して、うまくまとめましたね。
私たちは、心に内に少しずつ何かを育てているのかもしれませんね。そんなことを少し意識しただけで、生き方も変わってくるような気がします。いくつかのタイミングの積み重ねでいい結果が出たり、悪い結果が出たりするものです。でも、大事なのは、一度の失敗であきらめないということでしょう。ゲームの話は、ぴったりの実例です。「まるでマントヒヒが猿に変身したときのように」というたとえもユニークでいいですよ。聞いた話をもう少し具体的に書くと、字数も増えますね。最後は、わかったことでしめくくることができました。
☆パソコン入力にもかなり慣れてきましたね。でも、指使いは必ず守ってね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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