創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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マイアミで感じた寒い朝 えけと
僕はアメリカ合衆国のフロリダ州にあるマイアミというところに住んで二年半になります。ここは、日本でいうと、沖なわ県と同じ緯度にあって、赤道にも近い所にあります。冬の朝でも十五度はあるので、あまり本当に「寒い!」と感じることはありません。でも、最近感じたことを書いてみます。
冬休みが終わって学校が始まる朝、ベッドでいつもより寒い感じがしました。そしてふとんをとったとき、冷たい空気がふとんに入り込んできました。まるで夢を見ているみたいな感じでした。「何で冷たい空気が入って来るんだろう」「エアコンのききすぎかなあ。」 でも、ふとんの中で考えました。「今は一月。そう言えば、今まで一回だけマイアミで雪が降ったことがあるって聞いたな。とすると本当に寒いのかなあ。」いつもだったら、すんなり起きて、学校に行くしたくをしている間も、寒いなんて思ったことはありません。でも、その日は、なんとなく、体がスースーするのです。ひょっとしたら、体の調子が悪いのかな、とも思い、ちょっと心配になりました。
とりあえず、学校へ行くことにしました。そして、学校に着いて、初めて気がついたのです。エアコンはついていないのに、部屋の空気がピンと張ったようにつめたったのです。ぼくにとって、マイアミで初めてのことだったのです。
僕は、一年中あたたかいところに住んでいるので、たまに寒い日があって、本当におどろきました。
そして、そのとき思い出したのは、マイアミではないかもしれませんが、また寒くなり雪がふれば、外で遊びたいな、と思いました。今ごろ、日本は大雪がふっている所もたくさんあるでしょう。この作文を書いていて、日本みたいに「寒い朝」の出来事がすぐ思いうかばなくて、書いてみて、「ああ、ぼくはやっぱり外国に住んでいるんだなあ」とも感じたのです。
講評 ao
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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