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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   知らないということ   えなゆ

 哲学者とは自分にはわけのわからないことがたくさんあること知っている人、そしてそのことになやむ人だ。いつの世にも疑問を投げかける人はもっとも危険な人物なのだ。ソクラテスは自分は知らないと知っていて、そのことに思いつめていた。だから、哲学者になったのだ。(要約)
 私は、前に、知っているつもりだったが実は知らなかったことがある。それは、社会のテストの時だ。私は、まあまあの自信があった。その後の自己採点した結果でもまあまあだった。そして一週間後に返ってきた、テストの結果を見たら、自己採点の結果よりテストの点数が悪かったのだ。よく見ると漢字の間違いが、5つもあった。自分は知ってると思った漢字なのに、本当は間違っていた、つまり知らなかったのだ。まるで、前を向いているときに後ろで、イタズラされるようなものだ。でも私は間違えて良かったと思う。なぜなら、自分が知っていると思うことを本当に知っているかは分からないと言うことが分かったからだ。そして、そういうふうに考えれば、本当の本番での間違いは少なくなるだろう。
 私は、知っていたけど知らなかったことがある。それは、ユニセフのことだ。ユニセフは、豊かな国の人が募金をしてそれを貧しい国の貧しい人のために使う機関だということしか知らなかった。しかしその詳しい仕組みや仕事の内容のことは、まったくといっていいほど知らなかったのだ。でも、もしこのときにユニセフのことを知っているか質問されたら、知っているとすぐに答えるだろう。そしてあるとき、ユニセフの人がユニセフのことを説明しに来た。そして、私が知らないことをいろいろと詳しく説明してくれた。貧しい国のことや、集まったお金の使い方や、100円で何ができるかなどだ。その説明のおかげで、私は、ユニセフのことが少し分かった。
 私は、知ったかぶりをしてはじをかいてしまったことがある。それは、テレビの話をしていた時だ。私が見ていない番組の話をしていたのに、見たふりをしたのだ。そして私が、なにか的外れなことを言ってしまったらしい。いっせいにみんなからバカにされた。なんだかとても恥ずかしかった。だから私は、これからは知ったかぶりをしないようにしていきたい。
 私は、この長文を読んで知らないことが一番いいことであることもあるし、一番危険なことでもあるであることが分かった。だから、私もこれからは知らないということに気をつけていきたい。

   講評   jun


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