低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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最強の自然界 読書の神
アメリカシロヒトリは、日本の環境にうまくあったたのか、たちまちふえはじめました。この幼虫は、葉を食べるだけで、樹そのものは害しません。私たちの目にいかにも大きな害をあたえそうに見える昆虫でも、自然界の中ではたいした存在ではないのです。(三文ぬきがき)僕が一番良いと思ったことは、自然界がはじめからなにもかも決まっていることです。なので、もめごとも無いと思います。
でも、これは自由が無いのといっしょです。まるでさるぐつわをされていて抗えないようなかんじになっています。
もし僕が、アメリカシロヒトリをたべるとりだったらたべません。なぜなら、じゆうを勝ち取りたいからです。でも、一人自分勝手をすると、全てがめちゃくちゃになってしまいます。
それで、僕は自然界の力は強いと思いました。(心)
講評 jun
三文ぬきがきは、今回は先生が選んでしまいましたが、次回は自分で選んでみましょう。あまりむずかしく考えずに、長文を大きく三つくらいに分けて、それぞれから一文ずつ大事だと思う文を選んでいけばOKです。
自然界はとてもうまくできていますね。でも、裕貴君が指摘しているように、自由がないという見方もできますね。「まるでさるぐつわをされていて抗えないようなかんじ」というたとえも使えました。誰も自然界の法則から抜け出すことはできないし、もし無理に抜け出そうとしたらすべてがめちゃくちゃになってしまうというわけですね。でも、もしかしたら、人間はそれに近いことをしているのかもしれませんね。
4年生でここまで深く考えて意見を書けるとはすばらしいです。具体的な似た話が見つからなかったので、字数は少なくなってしいまいましたが、この長文をもとに、自然界というものについてしっかり考えているところが立派です。次回の感想文のときには、身近なところから似た話を見つけて書いてみましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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