低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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アメリカシロヒトリ大発生 ラベンダー
アメリカシロヒトリ大発生
ラベンダー
私が一番心に残ったことは、アメリカシロヒトリはそんなに害をあたえないことです。なぜかというと、虫といえば害をあたえる虫がたくさんいるからです。たとえば、モンシロチョウは、葉をむしゃむしゃと食べて、すごく小さな体なのに、ものすごいスピードで葉に大きな穴をあけます。これも作っている人にとっては、害なのかなぁと思います。私は、野菜がきらいだけど青虫はちがって野菜が大好きなんだと思いました。
ある日、お手伝いで、レタスを洗っていたら、「キャ〜!青虫が出た〜!」と私はさけんでしまいました。お母さんが、「それほど農薬がかかっていないのよ。きっとこのレタスはおいしいのよ。」と言いました。私はびっくりしました。私たちが、農薬を食べていることになるのを想像しただけで気持ち悪いと思いました。
もし、森林の中に鳥やクモがいなかったら、アメリカシロヒトリはどんどん大量発生して森林の中はアメリカシロヒトリでいっぱいになると思いました。お母さんから聞いた話では、昔、鹿は平野に住んでいて、人間が自分たちが住むために、鹿たちは山に行くことになった。鹿たちは、山の樹の皮をはがして食べて、たくさんの樹がかれてしまっているそうです。スズメバチが都会にふえたのも人間たちの手によるものです。生き物には、丸いえんがあって、弱肉強食の順になっているそうです。でも、人間が、所々えんを切ってしまい、みだれてしまうそうです。<<題材・表現>>
自分のつごうにあうようにしている動物だと思いました。どうして、動物の気持ちがわからないのかなぁ〜と思います。人間がどんどん動物のじん地をうばいとってしまうと、だんだん動物も少なくなってくると思います。動物は、いろいろがまんしてその上、ご飯がなくなってきて、とてもかわいそうだと思いました。この状たいで年がすぎていくと、いろいろな虫が大発生することになるのは、こわいなぁ〜と思いました。
講評 kira
ラベンダーちゃん、こんにちは。一番心に残ったのは、地球の敵のようにさわがれたアメリカシロヒトリも大きな害をあたえるものではなかったことですね。いちばん怖いのは、じつは人間でしたね。
レタスを洗っていて虫が出てきたのね。これはびっくりです。先生は虫が苦手なので、きっと消毒剤だらけの野菜を食べているのだと思います。昔は、虫食いの野菜をおいしくいただいていたんだよね。これも人間の身勝手で殺虫剤をばらまいているんだね。
お母さんからは人間が住む場所をひろげたことで、自然のバランスをこわしてしまったことを聞いたのね。アニメの「平成たぬき合戦」や「もののけ姫」も自然と闘おうとしてしまった人間の失敗をえがいていますね。
ラベンダーちゃんは人間こそが反省するべきだと考えたのね。さいごの段落の一番最初の文には「人間は」という主語をつけておこうね。
人間は自分たちのとった行動の責任を未来に背負うことになるんだね。改めなければなりませんね。
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