国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3224 今日905 合計56465
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   周囲との調和   えなも

 建物というのは周りの風景と一体にならなければならないのに、周囲との調和がないということが問題である。その第一の原因は、歴史を重んじるような町づくりをしなかったからだ。昔ながらの地名、町の形が消えた。住所にしても、「5−4−6」とか、かなり簡単に省略される。第一小学校、第二小学校、といった具合だ。区画整理されてただ住みやすく、建物の見栄えということばかりにとらわれてしまった。どれだけ素晴らしい歴史がそこにあったとしても、便利さを優先してしまおうとしてしまうのがいけないのだ。
 第二の原因は、利益にならないものを評価しないからだ。町に調和して建てるもではなく、建物がどんな収益をあげるのかを重視してしまう。例えば、恐竜の子孫といわれる鳥類は、孔雀に見られるように、美しく自分を装っている。そこには、生存の必要以上に、周囲を美しくするという意思も働いているのではないかと思われる。私達は、どうしても利益を優先してしまう心構えを改善しなければならない。
 確かに、周囲との調和を強調すると、新しく変えていくことが困難になる。しかし、私達は周囲から独立したものではなく、私達も自然の一部であるように、やはり、周囲との調和の中で生きていくのが求められている。もう少し広い視野でもって全体像をみることが今の私達に必要なことだ。

   講評   kira

 直子さん、こんにちは。調和というのはいろんな面でこれからの時代のキーワードですね。
  

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)