国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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学校からの帰り道 えひな
私が学校から帰る道は、川や田んぼ・駅がある。川には、魚やカモが気持ちよさそうにスイスイと泳いでいる。田んぼには、カラスが獲物をとりにきたり、小鳥が電信柱にとまって歌っている。駅は、伊里駅という。伊里駅には、学校に行く人や、仕事に行く人達でわさわさしている。伊里駅は、夜になると不良の人達が集まっている。いっしょに帰るのは、家がちかい友達と帰る。帰りは、マフラーをまいて前の人のランドセルを持って、鬼にマフラーをとられないようにして遊んで帰る。そのときは、みんなドキドキしている。あと、障害物をどんどんのりこえていきながら帰ったりもする。マンホールをグルグルまわったりする。さいきん、周りの草を焼いていて全部なくなっている。草を焼いて坂ができているところがある。それをスーとすべってあそんだりもする。「わー。楽しいねー。」「キャー。」そんなことを言いながらでもみんな笑顔になっている。帰り道は、みんなを笑顔にしてくれる神様がすんでいるみたい。やっぱり、帰り道は何をしても楽しい。
前に、川でカモのヒナが産まれているのを見かけた。いつも、おかあさんの後ろをしっかり泳いでいる。最近は、ちょっと大きくなってきている。夏に、田んぼでおばあさんやおじいさんが、稲をせかせかと植えていた。そのおばあさんやおじいさんの顔はまるで、もう稲刈りをやっているように、心をこめていた。私は、きっとおいしいお米ができるんだなと思った。
私は、心の中で朝はあんなに寒くて行くのも嫌なのに、帰りはワクワクしてくるんだなと思った。だから嫌でもがんばっていけば必ずかえりはとっても楽しくなることを信じてがんばりたい。
「あー、鬼になちゃったー。」
「やったー。鬼じゃなくなったー。」
「こんどは、坂をすべろう。」
講評 huzi
遊んでいるようすをつけたしたのですね! とても楽しそうです。「みんなを笑顔にしてくれる神様がすんでいるみたい」とは、いいなあ。 稲を植えるときも、もう稲刈りをやっているように心をこめて植えている、おじいさんとおばあさん。
情景が目にうかんでくる、すばらしい清書です。二月もこの調子でがんばりましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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