国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「そういえば今日クリスマスだったなあ…」   うるえ

 12月25日。何の日と聞かれたら一般人はこう答えるであろう。「クリスマス」と。しかし私だったらこう答える。定期演奏会。
 12月25日。私は朝早ーくおきてルネ小平へ向かった。8時55分にルネ小平に集合、と24日に言われていたからだ。今日は、ルネ小平で私が入っている吹奏楽部の定期演奏会の日だった。
 集合したら楽器運搬、荷物を楽屋へ運ぶ、舞台セットなど、様々な仕事が始まった。それがすむと、舞台でのリハーサルまでリハーサル室室で音だし&チューニングとなった。予定よりかなり早く音だし&チューニングへと突入した。だが…。リハーサル室は狭すぎた。その上クーラーもきいていない。リハーサル室に詰め込まれた部員96名。1人1人自由に楽器を吹いていた。しばらくすると…。その部屋は室温を増していった。そして、室内は空気が悪くなり外へ避難するものも出てきた。その数およそ10人程度。私ももその内の1人だ。そんなこんなで、2時間あまり休憩を取った。休憩が終わるとリハに入った。あんまり緊張しなかった。お昼を食べ、本番が近づくと私は本番までのカウントダウンを始めた。「後5時間…」「後2時間…」そして本番がきた。
 本番は一瞬の内に終わっていった。感想は簡単に楽しかった。
 夜10時近く…私は布団にもぐった。
    「そういえば今日クリスマスだったなあ…」

   講評   sarada

なんとも、おもしろい作文でした。そうかあ! たいへんな演奏会というか、クリスマスだったんだね。当日の朝から舞台準備、リハーサル、そして本番を迎えるまでのようすが、よく伝わります。あわただしく時間が過ぎていくようすが生き生きと表現できています。ユーモアもいっぱい! リハーサル室はちょっと悲惨だったね?! よくがんばったね。
本番を迎えるまでが、この作文の中心になっていて、最大の演奏会本番はさらっと流したね。とてもおもしろい構成になっています。千尋ちゃんのセンスのよさがあらわれているね。結びも落語でいう「落ち」 のように、ふっと笑いがこみあげます。これもうまい! 本当にお疲れさま! 
是非、今度は本番のところをもう少し聞きたいな! 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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