創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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楽しいお正月 さき
楽しいお正月
さき
「わ〜すごい。おせち料理だ。」
私はおせち料理が大好きだ。いただきますをす
れば、まるで人から物を取り上げるように食べ物を取った。おぞうにもおもちを二つ入れてもらった。
お正月の日、妹と羽根つきをした。最高で九回しかできなかった。でも九回できるのは十回やったうちの二回か三回だ。ほぼ、
「一、ニ、三、四、五、六、七、八、九、あ〜あと一回なのに。」
とまるでクイズで間違えて百万円を取りそこねたようにがっくりした。何回やっても三回、九回:::と十回はなかなかできない。そのとき、郵便屋さんが来た。年賀状が来たのだ。羽根つきをやめて、すぐ、年賀状をみた。手書きのものや、写真のもの、絵がついた葉書に字がかいてあるものなど、いろいろあった。私が一番気に入ったのは、鳥が習字で『鳥』と書いているやつと富士山と鳥が書いてある年賀状だ。鳥が『今年もよろしく』と言っていて[さ]とほったはんこうがおしてある年賀状を皆に送った。写真のは、一言書いてある。私も上手いのは真似したい。
私はおせちの意味を調べたことがある。例えば、・黒豆::「まめに働けるように」・さといも、数の子::「子孫はんえい」・かちぐり::「かちに通じて」・こんぶ::「よろこんぶ」などだ。これは、一部だけど、もっとたくさんある。田つくりやれんこん、ほしがきにだいだい、えび。これにも意味がある。私が好きな意味は、こんぶ(よろこんぶ)えび(ひげがのびこしがまがるまで長生きできるように)開きごぼう(開運)の三つだ。図書館でおせちのことをたくさん調べたかいがあったなぁと感じた。こんどはおぞうにや、まだ調べてないものを調べてみたい。なぜおせちには意味があるのかも調べたい。
「一年の計は元旦にあり」ということわざがある。そのことわざのように、何事も初めがかんじんでありやる気がなかったら、何もできないだろう。計画を立てなかったら、何事も失敗に終わってしまう。それはいやだ。だからしっかり計画を立てていこうと感じた。おせち料理は一つ一つに意味があって、とてもおめでたい料理だと分かった。こんどは、料理だけじゃなくて、遊びなども調べてみたい。一年の初めにしっかり計画を立てていれば、少しぐらい失敗しても、しょうがないだろう。
「わ〜おいしそう。」
講評 koni
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