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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   反省を生かして   怪盗ピエナ

 戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、反省をすることは大切だ。深く反省することは、新しい出発の土台となるからだ。試合で、いつものような良いプレーができるのは大変なことだ。新人戦で、いつもなら普通に取れるようなフライを緊張していたのか、おみあいになって落としてしまった。そこで試合の流れは相手チームにいき、くいの残る試合になってしまった。試合の終わった後、必ずコーチは『今日の反省点』などをきかせてくれる。コーチはいつも、
「初めはできなくてもいい!!失敗してしまったことをしっかり反省して、次に生かすことが大切だよ!」
とはげましてくれる。また二ヶ月くらい前、学校にイラク戦争の現状についてくわしく知るために専門の方がきてくださった。今、イラクの赤ちゃんの中に有害物質を知らないうちにあびたお母さんから生まれてきて、数時間しか生きられない子がいる。わたしは、その赤ちゃんの写真をみて、本当にショックだった。どうして、子どもが被害にあわなくてはならないのだろうか。日本は今から約六十年前に広島や長崎で原子爆弾が投下された。『原子爆弾』のこわさを実際に体験しているのは日本だけである。戦争に対しての苦しみと無念さを知っている日本が、自衛隊をイラクへ派遣するのはおかしい。悲しさをわかっているから、『平和主義』という憲法がつくられたのではないだろうか。だからわたしは、自衛隊派遣は憲法に反していると思う。日本が今の戦争をとめる義務がある。 
しかし、どうしたら戦争にならないかを論理的に考え対策を立てることも大切だ。ソフトボールはランナーをよく警戒しなければならない。特にわたしは、キャッチャーなので投げる場所を指示しなければならない。だから、わたしはピッチャーが投げるまで、自分の頭の中でボールがどこへいったときはどこに投げるかを考えている。頭の中でイメージすることによって、実際打たれたときの早く指示することができるからだ。それから、一人ひとり〝自分のところにくるかも〟という緊張感を持ちながらすれば、集中してプレーすることができる。前、コーチが中学・高校生のころの話を聞いた。
「オレは授業中、野球のことしか考えていなかったな。イメージトレーニングは良いんだぞ!!」
と笑っていた。この間テレビでも、元日本オリンピックのバレーボール選手が、監督に、
「ご飯のときも、おふろに入っているときも、バレーのことだけを考えておけ!寝ているときも、バレーの夢をみろ!!」
と言っていたそうだ。また、昔話の『桃太郎』では、どうしたら凶悪な鬼たちを退治できるかを考えた末、猿、犬、キジを家来にすることにしたのだ。
 確かに過去の戦争を反対することも戦争を回避するための政策を立てることもどちらも大切だ。しかし、一番大切なことは、『知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。』という名言があるように、私たちが平和を求める強い気持ちを持ち続けることである。どの国もみな平和に楽しく暮らせたらいいなと思う。

   講評   mako


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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