創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
自然との付き合い方 うるよ
小学三年ぐらいの時の夏、海水浴に行き、うっかり沖のほうにでてしまい、比較的大きな波が来たことに気付かなかった。私は何も知らないままにあっさり波に飲み込まれていた。飲み込まれた事に気付き、必死にもがいても、覆い被さってくる波には全く歯が立たなかった。あの時は、本当に死ぬかと思った。それから、砂浜に打ち上げられるまでのことは覚えていない。母たちが駆け寄って来ても、今さっきの波の中の恐怖がまだ残っていて、ただただ泣くばかりだった。
最近は、家から出ずに遊ぶ仕組みが溢れている。家の中に居ながら退屈することはない。実際、私もこのごろそのような生活をしている傾向があるが、小さい頃はそのようなものがあまり充実していなかった。家に絵本が大量にあったが、それだけでは満足ができなかったのだろう。比較的良く外で遊んでいたそうだ。
この頃人間は自然からだんだんと離れていっているようだ。「寒さにふるえた者こそ太陽の暖かさを感じる」という言葉がある。所詮人間などは自然の万分の一の力も持っていないのだから、寒さを謙虚に受け止め、暖かさの喜びを分かち合ってゆくようにつつましくあるべきだと思う。私もそうありたい。
講評 baba
文章表現が洗練されていますね。時、事はひらがなで書くようにするといいですよ。来月もがんばりましょう!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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