国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世間との付き合い方   みかん

 私たち日本人は、世間の中のひとりの人間として行動している部分が多い。しかし私は、世間というものにとらわれすぎない方が良いと思う。
 その理由は、第一に、世間にとらわれすぎると、自分の意見、個人の意見を持てなくなるからだ。私の学校で、この前の道徳の時間に、ビデオを見た。ビデオには二種類あり、どちらがいいか、手を上げて見るビデオを決めた。私は、先生が最初に言ったビデオの内容の方が見たかったので、それに手を上げようとした。ところが、手を上げている人は二、三人くらいしかいなかったのだ。だから、私はもう一つの方に手を上げた。私は自分が見たくないビデオを見る事になってしまったのである。ビデオを見終わった後、私が見たかった方のビデオを見たほかの友達は、とても面白かったと言っていた。私が見たビデオは、あまり面白くなかったので、私は自分が見たかった方に手を上げなかった事を後悔した。私は「世間」を意識してしまったために、失敗してしまったのである。
 第二の理由は、世間を意識すると同じような価値観を持って同じようなものの見方をしてしまうからだ。行きたい旅行先のデータをとったところ、
 一位 オーストラリア(57,2%)
 二位 ハワイ    (48,4%)
 三位 カナダ    (47,6%)
 四位 スイス    (45,6%)
という結果になったそうだ。これらは、世間に評判がいいところばかりだ。このことから、旅行先などの考え方も世間の評判によって左右されることが分かる。(ちなみに、わたしは、「アラブ首長国連邦」に行きたい。なぜなら、前にテレビで放送されていた時、とてもハイテクで、二十二世紀のドラえもんの都市という感じがしたからだ。)
 確かに、世間という小さな集団の中で助け合って暮らしていく事も大切だ。しかし、『自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。』という名言があるように、世間にとらわれず、自分自身の意見をしっかり持ったうえで、上手に世間と付き合っていくことが大切だ。

   講評   kira


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