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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   躾と愛情   すいーとぽてと

 本質的な問題に、どんな点から気付くのか、どういうものが、どんな状況から出てくるのかというと、それも、その人の素質によるものだ。自分がどういう立場にいるかということを、早くから家庭の躾や、親の愛情で、それを感じさせるということも可能だ。本能的なわがままな感情と、一方では、経験的にどうすればいいのかという、理性というものが、小さいときから生まれてくるのだ。親対子の愛情は古典的、本能的なものなので、経済的に貧しくても、暖かい家族的な愛情のある家というのは幸福だ。そこからいい人間性が育つ。子供の成長には、家庭での愛情のある躾が大切だ。
 第一の理由は、子供は親からの愛情のある躾によって、善悪の判断がつくからだ。私は、昔から親に
「挨拶をしなさい。」
と言われている。私は、挨拶がとても恥ずかしくて、苦手だった。知っている人に会っても挨拶をしない時期もあった。しかし、親に怒られ続けるのは嫌だと思い、挨拶をしてみた。夜なのに
「こんにちは。」
といい、
「こんばんは。」
と返される等、恥ずかしいこともあった。これは今でもよくある。しかし、恥ずかしい気持ちの隣に、嬉しいという気持ちがあるのに気がついた。小さい子向けのテレビなどでも、
「挨拶って、気持ちいい。」
といっているのをよく耳にするが、「その気持ちいい。」とは、まるで風船に乗って空を飛んでいるような、この気持ちのことを言うのかと、納得することができた。
 第二の理由は、親から愛情を受けないと、他人に愛情が与えられないからだ。データ集に、「10代女性のストレス解消法」がある。一位は、16.4%のカラオケだ。二位は、食べる事で、7.5%、三位は長電話の5.6%だ。カラオケや長電話は、他人と関わらなければできない。その為には、愛情がなければならないのだ。
 確かに、子供には生まれ持った素質というものがある。しかし、「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」という名言があるように、親の愛情と躾がなければ子供は成長しないのだ。

   講評   kira


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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