低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いつでもお任せ プーさん
二月三日は節分だ。わたしの家でも、小きぼな豆まきをした。去年は人がそろわないからといってやらなかったが、今年はやった。人がそろわなくても。
今年はどうせ人がそろわないからやらないと思ったから豆を食べようとした。とたん二粒くらいお母さんが投げてきた。投げようとしながら、どうして投げてきたかと聞くと
「去年は忙しくてできなかったから今年は去年よりひまだから豆まきをやろう。」
と、言っていた。この言葉を聞いて去年言っていたことと違うがまあいいかと思い豆を投た。十回くらい投げたあと、
「豆を食べるからちょうだい。」
と、言った。その後お母さんが、
「何歳だっけ。」
と言った。ちょっぴり「ムッ」とした。(題材・前の話)
今年、恵方巻きというのを初めて食べた。「太巻きを恵方に向かって食べるといいことがある」というものだ。恵方というのはその年によって違って、今年は西南西だった。お母さんも恵方巻きは知らなかったそうだ。もともと関西方面の風習だったのが全国に広まったそうだ。広めたのは海苔業界の人らしい。他の食べ物とかもその業界の人が広めたんだと思う。まあどうでもいいけれど。(題材・聞いた話)
わたしは食べる方が基本でまくことはどうでもいいと思っている。これぞ、「花より団子」だと思う。(表現・ことわざの引用)来年も二月三日に豆まきをするのかなと思った。(主題・分かったこと)(構成・書き出しの結び)
講評 kako
こんにちは、プーさん。
★第一段落:題名が面白いですね。この題名は作文のどういう部分からつけたのでしょう? 作文の内容と合わせて題名をつけ直してもいいですよ。去年は人がそろわなかったから豆まきをしなかったのですね。人がそろわなかったのはどうしてかな。今年はだれと一緒に豆まきをしたのかな。
★第二段落:豆まきをしている時はどんなことを考えていたのですか。お母さんと豆まきをした時の様子を書いてみましょう。豆を食べる時、お母さんがプーさんの歳を忘れてしまったと思ったからムッとしたのかな。きっとお母さんはプーさんをからかっただけなのかもしれませんね。(^^♪
★第三段落:節分の時に食べる太巻き寿司のことを調べたのですね。とてもいいと思います。海苔業界の人が広めたことは知りませんでした。今月はバレンタインデーもありますが、バレンタインデーにチョコレートを贈るというのも、チョコレート会社が広めたそうですよ。会社が広めたとしても、それでみんなが楽しい気分になったり、幸せを感じたりすることができればいいですよね。
★第四段落:ことわざを上手に使っていますね。書き出しの結びもいいですね。プーさんは「花より団子」ですか。なぜ、まくことはどうでもいいと思っているのかな? 気持ちを込めて豆まきをしたら、本当に「福」が来るかもしれませんよ。来年の豆まきは、「福」が来るように祈りながらまいてみてくださいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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