創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2566 今日451 合計3017
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   新聞というものをまるで読まない(感)   マロン

    新聞というものをまるで読まない(感)
新聞というものをまるで読まないと言い切っているがいる。そうかと思うと、朝手洗い新刊書の広告を読むのが最大の楽しみだという人もいる。私は、新聞が一生懸命に論じようとしている主張の、あまり良い読み手ではないと思う。たいていの場合、新聞が無名性の名において大衆を善導にしようとして声高に説いている論述と、一人一人の新聞人が生きている現実のズレを、そのまま出してくれるような紙面にあまりお目にかからないからであろうか。
ぼくは、あまり新聞は読まないほうである。毎日新聞を読み続けている人がなぜ長い間、読み続けられるのかが不思議である。つまらなくないのだろうか?どこが面白いのだろうか?とぼくは思う。ぼくが新聞を読まない理由は二つある。これから説明しよう。
その1・・・「新聞はつまらなく、面白くない」ということである。文章がズラズラと書かれてあり、「読みたくないなー。」という気分になってしまうから読みたくないのである。
その2・・・「どの面を見ても自分が興味のないニュースばかり載っている(興味があるニュースが載っている事もある)」ということである。例えば、吉野家で一日だけ牛丼が販売されましたとかである。べつに吉野家で一日だけ牛丼が販売されても日本人の生活には支障はきたない思う。だから新聞の一面に出しても意味はないと思う。
ぼくは、この2つの「ぼくが新聞を読まない理由」をまとめると、もっと新聞が面白く誰でも興味を持つような新聞にしてほしいのである。
ぼくは、家族のなかでいつも新聞を読んでいる兄や父がなぜ毎日新聞を読めるのか考えてみた。「新聞の内容が面白いのだろうか?」と考えた。その末に、兄が読んでいた新聞を読んでみた。しかし、最後まで読めなかった。ということは、ぼくにはつまらないと思えても、兄や父には面白いと思っているのかもしれないと思った。
作者は、この文の中で新聞はもっと読み手が読みやすいようにしたほうが良いと言っていたのだと思う。
最後にこの長文を読んでぼくは、新聞は読み手の感じ方しだいで面白いかいなかは、決まってくるのだと思う。だからぼくは、これから興味のある記事があったらどんどん読んでいきたいと思う。

   講評   muri

マロン君は新聞をほとんど読まないそうですが、とてもよく新聞というものについて考えてみることができていますね。「新聞のおもしろくない点」について、私はとてもよくわかります。確かに吉野家で牛丼が1日だけ販売されたなんてことは、あまり意味あることのようには思えません。私は毎日新聞を読んでいますが、「面白いなぁ。」と思って読む記事はあまりない気がしますね。でも、毎日読んでしまうのは「面白い記事があるかもしれない。」と宝探しのように期待してしまうからだと思います。マロンくんにとっても、たまにはおもしろい記事があると思いますから、あきらめずに新聞を読み続けてみてください。

●構成(複数の理由):2つの理由をしっかり書くことができました。新聞の「読みにくさ」と「興味がわく記事がない」ことが、新聞をあまり読まない理由なのですね。どちらの理由も、今の新聞の問題点を表しているように思います。逆に、どんな新聞だったら、読みたくなるかもわかりますね。ビジュアル的で読みやすく、興味がわく内容だったら、マロン君も新聞を読みたくなるのですね。興味がわく内容とは、どんな記事か具体的に書いてみるといいですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)