創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   やっぱり、お買い物♪   07

 私は先週クロカッス休暇という休みがありました。そのとき、おばあちゃんもいた。だから私はおばあちゃんと一緒にトラムというオランダの電車に乗って、美術館に行こうとしました。しかし、都会に行くはずなのに、田舎に言っているような気がしたので、お母さんに電話をしました。すると、お母さんは、「降りてみて今調べるから」といった。しばらくして、お母さんは、その電車に乗っていてもよかったのにと電話をしてきました。だから、その日は美術館をやめて、ダム広場にお買い物に行くことにしました。私はお買い物のほうが好きなので、ホッとしました。私もおばあちゃんも、弟たちがいるとゆっくりできないのでうれしかったです。
 私はそこら辺を歩いているうちに、日本のサンリオのお店を見つけました。だから、おばあちゃんが、せっかくだから何か買ってあげると言ってくれたので、私は「クラスの中のいい友達と私に買って」と頼みました。すると、おばあちゃんが「だったらクラス全員に買ってあげる」といったので、私は、女子にカラフル鉛筆と定規で男子にねりけしと鉛筆を買いました。
そして私は特別に、クローバーのついたかわいい筆箱を買ってもらいました。それから、駄菓子屋さんにいって、お菓子も買ってくれました。おばあちゃんも、お土産に、ラベンダーのポプリを30個ぐらい買っていました。
 私はおばあちゃんに、何回きてもビックリすることはあるのか聞いてみました。すると、おばあちゃんはたくさんあると答えてくれました。おばあちゃんは、東京からきたので、お散歩をしているとき、お買い物に行くときに人がとても少ないと言っていました。そして、車を使用する人が少なく、そのかわり、自転車やトラムが多いことにおどろいていました。それから、日本なら、週に四回もごみの収集がくるのに、オランダは週に一度しかゴミの収集がこないことにおどろいていました。そのうえ、そのゴミを入れるコンテナの大きさにおどろいていました。しかも、そのコンテナが一軒に一つあることにもおどろいていました。オランダ人がとても親切なことにもびっくりしていました。ドアを自分が開けたら、後の人に開けておいてあげたりするからです。そして、お花がきれいで安いことにも感激していました。ケーキも安くておいしいと言っていました。ランチコンサートが子供も入れてすべて無料だと言うことにも喜んでいました。
 私はいつもお母さんやお父さんとお買い物などに行っていたので、英語やオランダ語を話す機会がなかったけれど、おばあちゃんは、英語もオランダ語も話せないのでいい機会でした。おかげで、自分からすすんで話してみたりできるようになりました。そして、なんでもジェスチャーで伝えようと思うようになりました。

   講評   nakahi

 
 礼菜ちゃん、こんにちは。ハッピーバレンタイン!楽しく作文が書けたようですね。「やっぱり、お買い物♪」という題名がいいですよ。そうよねぇ〜、やっぱりお買い物よねぇ。先生も今週末はショッピングに行こうっと♪
 さて、第一段落から見ていきましょう。急いで書いたからか、ちょっとタイプミスがありましたよ。
そのとき、おばあちゃんもいた。→おばあちゃんもいました。(ですます調にそろえてね。)
田舎に言っているような→田舎に行っているような
 おばあちゃんは日本から遊びに来ていたんだよね。そういう特別な出来事なんだということを説明するために、「ちょうどおばあちゃんが日本から遊びにきていて」と書いたほうがよかったかな。
 お買い物をたくさんしたんだね。クラスのお友達全員分買ってくれるおばあちゃんはとても優しいね!おばあちゃんが日本から来てびっくりしたことをたくさん書いてくれましたね。先生はオランダに行ったことはないけれども、おばあちゃんのお話を読みながら、なとなくオランダがどんな国か想像できるようです。ね、自分ではあたりまえと思っているようなことも、他人からするとびっくりするようなことってあるでしょう?たくさんの人と意見を交わすということは、様々な角度から物事を見ることができることなんだよ。(あ、そうそう。おばあちゃんが「驚いた」ことがたくさんあるのは分かったのだけど、「〜おどろいていました」という文末が3つも続くのは“芸”が無いから、そのうちのひとつを別の言葉におきかえましょうね。例えば、珍しいと思ったそうです、とかね)
 最終段落目は、おばあちゃんと買い物に行くことが自分のためになったという内容でまとめてくれましたね。「おばあちゃんは、英語もオランダ語も話せないのでいい機会でした。」のところ、おばあちゃんにとっていい機会だったのかな?違うよね。礼菜ちゃんにとっていい機会だったんだよね。そういう場合は「おばあちゃんは、英語もオランダ語も話せないので、私がおばあちゃんに代わって通訳をし、語学の上でもいい機会でした。」という風にかえたらどうだろう?ジェスチャーででも、人と人とはコミュニケーションがとれるんだよね。心は言葉だけで通じるものじゃないということがわかってよかったね。毎日毎日少しずつ成長する礼菜ちゃん、これからもたくさんのことを学んでいってね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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