国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張の時   うるゆ

 「それでは、テスト始め」(書き出しの工夫)
 私は、二月一日中学入試をやった。この時まで私は塾で一所懸命勉強してきた。祝日は、朝早く出ていき帰りは遅くて九〜十時までやっていた。この入学試験の夜も朝もあまり緊張していなかった。けれど、入学試験の会場の学校に着くとさすがに緊張してきた。私は緊張といろんなプレッシァ—と自分の不安を背負い学校の待合室に足を踏み入れた。けれど、今思い返してみれば姉のほうが辛かったのかなと思う。私は妹だからあまり他人や親戚からのプレッシァ—はなかったけれど姉は、長女なので私のこの時より緊張しプレッシァ—も大きかったと思うしそれに自分の不安も私より何倍もあってそれを姉の小学六年生の精神で背負っていたのだと思うとすごいし偉いなあと思う。たぶん私だったらそんなに背負っていられなくてもうこの時に着く前にギブアップしていたと思う。私の友達にも一人っ子と長女の人がいるけどみんなも大体同じだと思う。特に一人っ子は、期待が大きいのだと思うから。私は待合室で受験番号が呼ばれることを待っている時母が
「自分の力を出せば大丈夫。」
と言ってくれてその言葉が私が試験のテストを受ける時の心の支えになってっくれた。そしてついに、
「1000〜1100番の方試験会場の教室に行ってください。」
と呼び出しがかかった。私は、まるで漫画で出てくるみたいに心臓が「どきん」と私の体に鳴り響いた。私は緊張のあまりまるで足がロボットのようになっていた。私の周りの人も同じような状態になっていた。カチコチの足でやっと試験場の教室に着くと試験官の目がぎろっとこちらを睨んだ。空気はみんなの緊張でいっぱいになった。私の心臓の鼓動が「バクバク」と私の体の中に鳴り響いている。私は、周りを見回して見た。私は驚いた。みんながとても頭が良さそうに見えるのだ。さっきまでこんなこと感じなかったのに突然思った。今書きながら考えてみればそれは心の弱さや自分に対しての不安だったのかもしれない。でも、入学試験というのはこういう心の強さも試されるのかもしれない。時計を見るとあと試験開始まで数分だ。私の心臓の鼓動がまた一段と激しくなった。私はさすがにこれではやばいと思い始めた。しかし、自然と私の目が閉じた。私の頭の中が真白になった。私は大きく深呼吸をした。「バクバクバク・・・・・」私は目を開けた。さっきと同じ場所なのに同じ場所とは思えない。さっまでとは違い穏やかな光景になっていた。そして、テストが始まった。私の今まで塾でやっていたことが役に立った。みんな塾は、問題が解けるためにだけ行っていると思ってると思う。確かに、問題を解けるようになるためでもあるけどそれでも、それが本番の時に出せなくては意味がない。だから、そのためにいろんな事をした。いろんな所まで行って何百人大勢の中でテストを受けたし、何回もテストをやるので緊張しても大丈夫なようにあらかじめクセをつけておいた。それがこのときに役に立った。どんなに緊張していても自然と体が動いてくれる。おかげで私もいつもの調子でテスト本番を乗り切ることができた。私はやっぱり塾で頑張っていて良かったと思う。私は受けた後違う学校に行ったからテストの結果は見ていないけど母から合格の知らせを聞いた時
「本当にこれってほんと?」
と何度も聞いてしまった。私は今思うには入学試験で大切に思うのは、自分の欠点を見つけて日々それを身につけとおく事だと思う。例えば、私みたいにあせって自分のできる所を計算ミスとかで落としてしまうならあせらないためにはどうすればいいのか自分なりの方法でためしていくのが良いと思う。勉強でも同じだと思う。私は入試をやってよかったと今感じている。
 人間にとって入試とは日々の努力と工夫を試されるものだ。ことわざにもあるようにローマは一日にしてならずとあるように一石二鳥ではできないものである。
 「では、テスト終わり」(書き出しの結び)

   講評   jun


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