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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   カは恐ろしくない!!   ベッキー

メスは卵を発達させたり、卵を産む時、水の上に浮かべる卵がばらばらにならないように、卵をくっつけるために、動物の血液を利用するのです。そこで、力は、血液を溶かす物質を持っていて、これを混ぜて吸うのです。病気のもとがないかぎり、力は、けっして、こわい虫でもなんでもありません。恐ろしいのはよごれた環境のほうでしょう。
 カは、本当は頑張ってます。メスは、一生懸命卵を発達させるために動物の血を吸っています。カは、血を溶かす物質を持っていなかったら人間がジュースを飲んでそのジュースが固まったのと同じです。そうなったらもうカは血を吸えなくなってしまうのです、動物の呼吸で排出する炭酸ガスは、カを引き付けるので、カは、動物の居場所がわかるのです。だから、カは私を見つけたら付いてきます。まるで、(待って待ってー)と言って付いてきてるようです。
 カは、実は恐ろしくなくて、本当は、殺虫ざいが大量にある汚れた環境の方です。夏は、寝てる間、ゴキブリやカがはいってきます。カが入ってくるとブーンと耳障りな音がします。私は、(うるさいなあ)と思います。ゴキブリが入ってきたとき、お父さんに、
「ゴキブリが入ってきたよ!」
と報告すると、お父さんは、
「おお、こりゃでかいな!」
と驚くと、殺虫ざいを持ってくると、あちこちにシューシューと撒きます。ゴキブリがちからつきると、お父さんは割り箸を取ってきてゴキブリをつまむと袋に入れ、その袋をゴミ箱に入れます。お母さんの場合は、新聞紙をまるめてゴキブリをたたいてあちこちゴキブリを追い回してとてもかっこよかったです。でも、ゴキブリが力つきるとお母さんは怖くなってお父さんに取ってとたのみます。まるで、野球でとてもかっこよくボールを打ってからボーっとしているようです。
 野菜やお米を育てるときに虫が付くから、大量に殺虫ざいを撒くより虫をがまんして食べたほうがいいと思いました。これは、インターネットに書いてありました。薬を使わないで虫を殺せる方法は、バイオテクノロジーを使うのです。バイオテクノロジーというのは、その植物の性質を変える物です。たとえば、3.3週の長文にのっていたみたいにある薬品にたいして抵抗性のある個体が、子孫を残すと、子ども達は皆抵抗性を持つ個体になります。これを人間の手でするのがバイオテクノロジーだそうです。バイオテクノロジーというのは、すごく便利だと思います。
 私は将来、農業をするとしたら、バイオテクノロジーを使いたいと思います。私は、ゴキブリが出たら、新聞紙を丸めてバシバシと叩きます。

   講評   nara

 生き物には「生き残る・子孫を残す」という力がそなわっているのだ。その力が、人間にとってはマイナスになるということもあるわけだ。カにさされてかゆくなるというのもそうだし、ゴキブリがだんだん殺虫ざいにたえる力をつけていくというのも同じだね。
 私たちは、虫がいることをよくないことだと思うようになってきた。だから、虫がいないようにするために、いろいろな殺虫ざいを開発してきたのだね。いやな虫がいなくなると、スッキリさわやかな気分になるけれど、その殺虫ざいなどの薬品が人間にとっては全く問題がないのかどうか、そう考えると、「ちょっと待って!」と思うこともあるね。もしかしたら、「新聞紙を丸めてバンバン!」という方が、環境としては危険度が低いのかもしれないなぁ。(お母さん方式ね。)
 バイオテクノロジーの進歩は、いろいろな点で人間にプラスになっているね。虫だけでなく、寒さに強い米や、くきの太い野菜(強風に強い)などもどんどん開発されているね。花の種類が増えているのも、バイオテクノロジーを使っているからだよ。ただ、バイオテクノロジーそのものは、ここ30年くらいですごく発展した研究分野で、まだ、わかっていないこともすごく多いみたい。いつか機会があったら、お母さんと「遺伝子(いでんし)組み換え」ということを、インターネットで調べてみるといいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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