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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   めずらしい犬   プーさん

 深海魚が、水族館で飼えないのは、それが深海に棲んでいるという事実よりも、深海で棲んでいるために皮膚や内臓が傷つきやすい、体がもろくてこわれやすい、環境の変化に弱いという理由の方が大きいようだ。水族館では傷つき弱って入ってきた魚の健康を回復させることがほとんどできないので、そこが一番弱い。それでも、駿河湾の海岸に建っている水族館に勤務する一人として、いつかは発光魚を含む深海生物が水族館で生きているのを見たい、見せてあげたいと思う。水温も、比重も、水質も、明るさも、自在に調節できるようになった現在の水族館で、未解決の課題として挑戦するのにふさわしい相手であろう。(構成・要約) 
 盲導犬という言葉はめずらしくないが盲導犬をしつける言葉がとてもめずらしい。例えば「ワントゥ(排便)」と言う言葉もあれば「シット(座れ)」、「ウエイト(待て)」、「フェッチ(取ってこい)」、「アウト(はなせ)」、「ダウン(伏せ)」、「シート(自分の場所に戻れ)」などだ。基本的に英語でしつけられる。なぜ命令するとき英語なのかというと、万国共通を目指しているからだ。また、地域によって方言や発音のちがいで、せっかく訓練を受けた盲導犬が理解できないのをなくすことにも役立っている。
 盲導犬の訓練には不服従訓練と言う訓練がある。飼い主の言うことを聞く服従訓練が終わったあとに、行われる。不服従訓練とは、主人の身が危険なときは命令を聞かないことができる訓練だ。(題材・聞いた話)
 犬の種類はいっぱいいるけれど、訓練次第で盲導犬になれるなんてすごいと思う。(主題・分かったこと)

   講評   kako

こんにちは、プーさん。
★第一段落:要約ができましたね。今回の長文では、最後の方に要点がまとめて書かれていたので、わかりやすかったのではないかな。
★第二段落と第三段落:いい例が見つかりましたね。よく調べました。盲導犬を育てるということは、ただ単に犬を飼うこととはかなり違います。目が見えない飼い主を守らなければならないし、精神的にも支えてあげることができなければなりません。それにはお手やおかわりの練習をするのとは違って、特殊な訓練を受けなければならないのですね。プーさんのおばあちゃんの家で飼っている犬達は、訓練を受けたら盲導犬になれそうですか。実際に盲導犬がどんなことをしていたか見た事があったら、その事も書けるといいですね。盲導犬のような特別な訓練をされた犬を「たとえ」で表現すると、どのように表わせるかな。
★第四段落:わかったことが書けましたね。もし、プーさんが盲導犬を育てるとしたら、どうするでしょう。どんな気持ちで犬に接するでしょうね。あるいはどんなことに苦労すると思いますか。たくさんの種類が犬にはありますが、どの犬でも訓練しだいによっては盲導犬になれるとしたら、すばらしいことです。盲導犬だけではなく聴導犬というのもありますが、人間が人間を助けるために育てられた犬ですね。本来の犬の姿ではなく、人間の生活に合うように特別に育てられているのです。それだけ、訓練をする人間も、される犬達もいろいろな面で大変なのではないかと思います。プーさんはどう思いますか。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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