創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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親の子供に対する愛情表現 すりりんご
私は、子の成長には人間的な親の愛情が必要だと思う。
第一の理由は、親が自分の気持ちを考えていてくれないと、不安になると思うからだ。親と子の心がすれ違ってしまうから、子はもっと不安になる。私も、塾へは行きたくない。親が塾に何もかも任せて私のことを見離してしまったのではないかと、しきりに考えると思う。だから、子が親のことを信頼できなくなってしまうのではないだろうか。
第二の理由は、親から何でも学んでいく子供が、親からの愛情を感じなくなると、子供のほうも人に愛情を与えられない人間になってしまうからだ。愛情を受けない人間は、愛情の良さを知らないために、教えられなかったために、冷たい人間になってしまう。親から人間的な愛情を受けなかった人が、他人に愛情を抱けるわけがない。
確かに、子供の好き勝手にさせるのが愛情ではなく、甘やかしてばかりなのが愛情でもない。しかし、親とはなれた場所で勉強などを教えられていても楽しくないし、自分が愛されているという実感もなくなってしまう。『子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。』という名言があるが、体が大きくても小さくても、それぞれ感情を持ち、この場に生きていることに変わりはない。平等な立場にあるべきである。親の理想の人間像を作り上げようとしても、子供に負担になるばかりだ。子供にも生きたい人生がある。その子供の夢を心から支えてあげるのが親ではないだろうか。このことからも、私は、子供は親から人間的な愛情を受けながら育っていくのが良いと思う。
講評 huzi
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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