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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私が作った雪だるま   デイジー

 私はこの前の冬休みに、八王子のおばあちゃまの家に泊まりに行きました。八王子に行くときはいつもとてもウキウキします。なぜウイキウキするかというと、おじいちゃまにいろいろ買ってもらったり、お父さんともいつもよりたくさん遊べるからです。それともうひとつ、勉強もピアノのレッスンもしなくてすむからです。おじいちゃまの家では、毎年暮れにおもちつきをします。そのおもちつきの次の日に、雪が降ってきました。お母さんは、
「ぼたん雪だ!」
と大きな声で言いました。私は、
「あっ、すごい!このまま積もるといいな。」
雪は見る見るうちに積もってお庭が真っ白になり、まるで雪国にみたいでした。さっそく私はまだ誰も踏んでいない雪に足跡をつけようと外に飛び出しました。雪がキュッキュッとなってとても新鮮な気持ちでした。私はこんなに積もった雪を初めて見たので、うれしくて大きな雪だるまを一人で作り始めました。まず小さい玉を作って家の周りを一周ころがしました。すると全身の力を込めて押しても動かないほど大きくなってしまい、頑張ったのですが結局2回転くらいしか転がせず、予定の場所まで行きませんでした。しかたがないのでその場所で、今度は顔を作り始めました。顔も大きすぎて一人で持ち上げられなかったのであきらめて、別の小さい顔を作り直しました。でも体が大きくて顔は小さすぎたので、変な雪だるまになってしまいました。だから一生懸命雪を顔にくっつけてバランスよくしました。最後に目とボタンも雪で作ってくっつけました。お母さんは私がひとりで作っているのを見て目を丸くしていました。
 お母さんが子供の頃の冬は、今よりも寒くて雪のふる日が多かったそうです。雪が降ると学校帰りに近くの空き地で、男の子も女の子もまじって雪合戦をしたと言っていました。お母さんは、
「あの空き地も今は大きなカラオケ屋さんになってしまって残念だな〜。」
と悲しそうに言っています。放課後や学校帰りには、女の子どうし手袋でウサギの形を作って遊んだりもしたそうです。私も学校の帰り道にときどき友達と手袋ウサギを作って遊んでいます。
(やっぱりお母さんが子どものときと今の私と同じなんだな〜。)
と思いました。
 横浜にはあまり雪が降らないけれど、一年に一回くらいは雪がたくさん降ってくれるとうれしいな。

   講評   nara


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